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神戸学院大学

薬学部

薬学部の武田真莉子教授が日本薬系学会連合第2回設立記念フォーラムのパネル討論モデレーターを務めます

2025/02/18

フォーラムの案内ポスター
フォーラムの案内ポスター

薬学部の武田真莉子教授が東京で開かれる日本薬系学会連合第2回設立記念フォーラムでパネル討論のモデレーターを務めることになり、薬学部に限らず興味をお持ちの教員の皆さんに参加を呼びかけています。

今世紀に入り、日本の学術の国際競争力の後退が顕著になっているとされます。特に、理学・工学系や生命科学分野を中心とした自然科学分野においては、基礎科学のみならず、その応用技術分野でも後退が目立ち、日本の学術・研究力の低下が明らかだとの認識が広がっています。「その要因の一つに、日本の大学における博士課程への進学率の低下が挙げられます。そこで、薬系の学会を束ねる日本薬系学会連合では、薬学の博士人材養成の実態と課題を明らかにし、さらに養成側と受入れ側の両者によるパネル討論を通じて、課題解決に向けた活動の方向性を探り、薬学の未来に貢献する具体的な取り組み方を見出したいと考えました」と、主催者はフォーラム開催の意図を説明しています。。

概要は以下の通りです(詳細はポスターをご参考)

第2回設立記念フォーラム「 ともに語ろう薬学の未来 」
薬学研究者養成の課題と展望 さらなる活躍に向けて

主催 一般社団法人 日本薬系学会連合
後援 日本学術会議
日時 2025年3月20日(木・祝)13:00~17:15
場所 日本薬学会長井記念ホール(東京都渋谷区渋谷2-12ー15 日本薬学会長井記念館B2階)
   及びオンライン(ハイブリッド開催)

参加無料 ・事前申込が必要。参加申し込みフォームはこちら

2024年3月に文部科学省から「博士人材活躍プラン〜博士をとろう〜」が提案され、この中で「産業界へのお願い」として、経済団体・業界団体などの代表者あてに「博士人材の活躍促進に向けた企業の協力等に関するお願いについて」という依頼が出されました。文書はこちら

「今回のフォーラムでは、この文書に関するアンケート調査を大学、製薬企業、医療機関に対して実施し、興味深い回答を得ることができました。当日は、アンケート調査結果を公表すると共にパネル討論により博士人材の養成に関する各ステークホルダーの意見交換を行う予定です。さらに今後、日本薬系学会連合として取り組むべき活動などについても議論し、我が国の薬学研究者養成の一助となることを期待しております」と武田教授らは話しています。