薬学部
大学院薬学研究科博士課程の平島俊亮さんが日本薬学会関西支部大会で優秀口頭発表賞を受賞しました
2022/11/08
大学院薬学研究科博士課程に在籍する平島俊亮さん(中川公恵教授研究室)が10月8日、大阪府寝屋川市の摂南大学で開かれた「第72回日本薬学会関西支部大会」で優秀口頭発表賞を受賞しました。
発表演題は、「ビタミンK変換酵素UBIAD1の骨形成における機能解析」です。
発表内容は以下の通りです。
食事から摂取するビタミンKは主としてビタミンK1ですが、体内ではビタミンK変換酵素UBIAD1によりビタミンK2に変換されます。
この変換反応を担う酵素がUBIAD1で、平島院生は、UBIAD1遺伝子を幼若期から時期特異的に欠損させた遺伝子改変マウスを用いて、骨におけるビタミンKやUBIAD1の役割を研究し、UBIAD1の欠損により骨形成が著しく低下することを明らかにしました。
中川教授は「自身の研究成果を明確にまとめ、わかりやすく堂々と発表し、多くの質疑応答にも的確に回答していたことが高く評価されました」とコメントしています。