薬学部の中川公恵教授が株式会社サエラと合同で健康フェアを開催しました
2022/07/05
薬学部の中川公恵教授が7月2日と3日、薬局でおなじみの株式会社サエラ(サエラ薬局)と連携し、「健康」をテーマに自身の身体の状態を知り、健康寿命をいかに長く過ごせるかを目的に、グランフロント大阪ナレッジキャピタルで「健康フェア」を開催し、両日合わせて約320人以上が参加しました。
サエラ薬局の薬剤師、管理栄養士、中川教授と研究室の学生ら9人がアシスタントを務めました。
今回は、「骨強度測定」「血管年齢測定」「体組成計」などの9つの健康測定機器を用いた健康チェックと、薬剤師・管理栄養士による相談コーナー、細胞観察コーナーを設けました。相談コーナーでは、健康測定の結果を元にサエラ薬局の薬剤師・管理栄養士の方々が個別に普段の食生活を含めた生活習慣について相談を行いました。細胞観察コーナーでは、脳、腸、骨など多数の臓器を観察できるようサンプルを用意し、参加者はミクロの世界を体験しました。
薬を扱うだけのイメージがある薬剤師ですが、実は漢方薬や健康食品、サプリメントの選び方から、在宅介護まで薬剤師は幅広く活躍しています。病気になる前に、健康を意識した生活習慣を身に付ける方法を伝える力は、これからの薬剤師として重要な資質の一つです。
参加者から「昨年も参加した。今年も開催してもらえてうれしい」「身体の状態を知れて、今日から食生活を改めようと思う」といった感想がありれました。
アシスタントを務めた学生は、「多くの方にお越しいただき、健康の大切さを感じていただくことができた」「サエラ薬局で働かれている薬剤師さんや管理栄養士さんと協力し、イベントを成功することができてよかった」とコメントしましたた。
同ナレッジキャピタル3階の常設展示は、8月4日まで、「血流スコープ」「血管年齢測定」「AGEs測定」の3つの機器を設置し測定が可能です。毎週土曜日の12時から17時は、中川ゼミの学生がサポートを行います。