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神戸学院大学

薬学部

薬学部新入生対象に薬物乱用防止およびスマホ・ネットトラブル防止の講演会を実施しました

2023/04/19

講義の様子
講義の様子
講義の様子
講義の様子

4月14日に、薬学部新入生対象に薬物乱用防止およびスマホ・ネットトラブル防止の講演会を実施しました。

前半は、兵庫県警察本部 刑事部 組織犯罪対策局 薬物銃器対策課の若井良輔氏が、薬物乱用の現状や危険性および防止について講演しました。

誰もが簡単に違法な薬物を入手できる出来る時代になったため、身近な問題として頭の片隅に入れてほしいと呼びかけ、薬物犯罪は、決して被害者のいない犯罪などではなく、自分自身の仕事や交友関係はもちろん、親や兄弟の人生までも奪ってしまう恐ろしい犯罪であることも伝えました。

また、大学生が安易に引き受けたアルバイトで薬物の運び屋にされてしまった事例や、興味本位から薬物依存になってしまう事例のDVDを上映し、たった1回の過ちでも自分の人生を台無しにしてしまうものであることを話しました。

後半は、一般社団法人関西ICT協会の山下優之氏と延原満氏による、学生が巻き込まれやすいスマートフォンやSNSのトラブルやその対策についての講演がありました。何気なくSNSに投稿した動画が炎上し、名前や身分、住所などが特定され拡散されるまで1日もかからないことには驚きの声が上がりました。

これまでのバイトテロや悪ふざけの動画が、多額の損害賠償や犯罪につながるケースをあげ、一度アップしてしまった動画や画像は一生消すことが出来ないつもりで、有効的に使ってほしいと話しました。

また、スマホ依存度のセルフチェックを実施し、今の学生自身のスマホ依存のレベルを知る機会にもなりました。

学生からは、「ラインやDMを送るときは誤解を招く文面や表現をしていないかをしっかり確認してから送信するべきだと思った」や「使い方によって加害者にも被害者にもなる危険性があることが分かり気を付けようと思った」「SNSは頻繁に使用するため、使い方について見直しをしようと思った」等の感想がありました。

このような薬物やSNSなど何かのトラブルに巻き込まれそうになったら、自分だけで悩まず必ず大人に相談するよう呼びかけました。