グランフロント大阪にあるナレッジキャピタルにて、７月27日、28日に「ナレッジキャピタルワークショップフェス2024 SUMMER」が開催され、本学からは薬学部の中川公恵教授と同研究室の学生らが７月27日に「ビタミンって何？食品から学んで実験しよう」と題したプログラムを開催。14組の親子を対象に実験を行いました。

まず、ブラックライトを使用して、お茶やジュース、栄養ドリンクといった試験管に入れられた６種類のドリンクの種類を当てる実験を行いました。試験管にブラックライトを照射することでビタミンB2を多く含むものがより発光します。参加者は光量やにおい、色をヒントにそれぞれがどの種類のドリンクか一生懸命考えていました。

次に、ヨウ素を使ったビタミンCの含有量を調べる実験を行いました。ヨウ素が入った試験管に、食べ物や飲み物の液をピペットで少しずつ入れていきます。ビタミンCが多く含まれていると、少ない量でヨウ素（茶色）が透明になります。参加者は普段なかなか使うことのないピペットを上手に使って実験を楽しんでいました。

イベントの参加者からは「ビタミンの働きや説明も分かりやすく、実験も楽しんでやることができました！」「小学校にはない実験で、貴重な体験ができました！」といった感想を聞くことができました。