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神戸学院大学

薬学部

ナレッジキャピタルで薬学部福島教授がワークショップを行いました

2024/08/09

薬の説明をする福島教授
薬の説明をする福島教授
軟膏ヘラの使い方を実演する福島教授
軟膏ヘラの使い方を実演する福島教授
実際に薬剤師が使う道具で軟膏を調合する参加者
実際に薬剤師が使う道具で軟膏を調合する参加者
専用機械で仕上げを行う参加者
専用機械で仕上げを行う参加者
出来上がった「すべすべ軟膏」
出来上がった「すべすべ軟膏」

薬学部の福島昭二教授が8月6日にグランフロント大阪北館のナレッジキャピタルThe Lab.で「きみも薬剤師!くすりの秘密を学ぼう!」を実施しました。

今回のワークショップはナレッジキャピタルで実施する夏休み特別企画として4日間開催するプログラムの第2回目にあたり、小学生とその保護者16組35人が参加しました。福島昭二教授進行のもと、薬学部の福島恵造講師、同学部5年次生の駒居果純さんと秋山あゆみさんがサポートを務めました。

はじめに、薬の種類について、内服薬と外用剤、注射剤の大きく3つに分類されることを説明しました。そのうち、内服薬の特徴を体感するため、カプセル剤・錠剤・液剤・粉薬の実験を行いました。まず、カプセル剤と錠剤の体内での変化を観察するために、人口胃液を入れた瓶の中に薬を入れて、薬の溶け方の観察を行いました。

次に、薬をお茶で飲んだらどうなるかということについて、実際に鉄分のシロップ剤とお茶を使って実験を行いました。参加者は、お茶にシロップ剤を垂らし、シロップ剤の色の変化を観察しました。観察結果から、飲み物に含まれている成分が薬の吸収を阻害する場合があることを体験し、水で薬を飲むことの大切さを学びました。

また、薬を飲みやすくする服用方法についても紹介しました。オブラートを使った粉薬の飲み方として「水オブラート法」を紹介し、オブラートの包み方や包んだ後の飲み方を福島教授が実演しました。

最後に実際に薬剤師が使う、軟膏ヘラ、軟膏板を用いて「すべすべ軟膏」を調合し、軟膏壺に納め、仕上げに専用機械に入れて調剤体験を行いました。軟膏の表面がきれいに仕上がりピカピカになった様子を見て、参加者と保護者の方が目を合わせ完成を喜ぶ様子も見られました。

参加した保護者からは「仕事を休んで来た甲斐がありました!友人にも広めたいくらい、面白かったです!」「本格的な道具の貸し出しや説明があり、本当の授業のように真剣に取り組めました。終始子どもの眼差しが輝いていました!」といった感想をいただきました。