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神戸学院大学

薬学部

薬学部の科学クラブが大丸神戸店で科学イベントを実施しました

2023/09/19

人工イクラのスノードームづくりを楽しみ参加者
人工イクラのスノードームづくりを楽しみ参加者
多くのお客様が来場されました
多くのお客様が来場されました
当日の運営を務めた科学クラブ所属の学生スタッフ6人
当日の運営を務めた科学クラブ所属の学生スタッフ6人

薬学部の科学クラブが、8月12日に大丸神戸店1階のメインステージ前で、科学イベント「神戸学院サイエンスLab.」を開催しました。

大丸神戸店とは、2018年に「地域社会の活性化と生涯学習の振興に関する包括連携協定」を締結し、将来を担うこどもたちの創造性を高めることを目的としたワークショップ「もとまち こども大学」を中心に、年間を通してさまざまな取り組みを実施しています。今回のプログラムは、夏休み特別企画として6日間開催するプログラムの第5回目にあたります。

当日は科学クラブの学生6人が参加し、「人工イクラのドーム」「瞬間冷え冷えパック」の2つの科学実験プログラムを開催しました。

「人工イクラのスノードームづくり」では、アルギン酸ナトリウム水溶液(コンブなどの海藻に含まれる多糖類を抽出、精製したもの)を塩化カルシウム水溶液の中に滴下すると、接触した水滴の表面がゲル化したゼリー状に固まります。その反応を利用して、人工イクラ作りを行い、スノードームの雪に見立てます。スノードーム液は学生が事前に実験を重ね、塩化カルシウム水溶液や洗濯のりなどを用いてスノードームの中でゆっくりと人工イクラが舞い落ちるように調合を行いました。まず発泡スチロール球でつくった雪だるまに色づけを行い、準備された6色から好みの色で人工イクラの雪を作り、最後にスノードーム液の中に人工イクラ、好みのラメ、雪だるまを入れて、スノードームの完成です。

「瞬間冷え冷えパックづくり」では、尿素が水に溶けるときに起こる吸熱反応を活用し、瞬間冷却パックをつくります。見た目でも楽しめる様に、12色の絵の具を準備し、こどもたちに好みの色水を作ってもらい、カラフルな瞬間冷却パックが完成しました。

10時の開店と同時に整理券待ちの並び列ができ、約300人の方が訪れ、子どもたちだけでなく家族で楽しみながら体験し「チラシを見て、今日の実験をとても楽しみにしていました」との声もありました。

【参加学生の声】
薬学部 3年次生 中川彩名
科学部のイベントには数回参加したことがありましたが、リーダーを務めたのは初めてでした。企画をするところから始まり、予備実験や買い出し、当日のシフト決めなど沢山するべきことがあり、イベントを行うことの大変さを学びました。当日は上手くいくか不安に思っていましたが、社会連携部の方や大丸神戸店のスタッフさん、部員の皆さんがたくさんのサポートをしてくださり、スムーズに進めることができました。参加してくれた方に「これすごい!!」と言ってもらえた時には頑張って良かったと思いました。貴重な体験をすることができたこと、とても嬉しかったです。本当にありがとうございました。