薬学部の中川公恵教授が株式会社サエラ（サエラ薬局）と連携し、７月６日・７日にグランフロント大阪ナレッジキャピタルで「健康」をテーマに自身の身体の状態を知るとともに、健康寿命をいかに長く過ごせるかを目的とした「健康フェア」を開催し、昨年を大幅に超える610人が来場しました。

当日は、中川教授を中心として、同学部の先生３人と、薬剤師の卵である研究室の学生17人、管理栄養士を目指す栄養学部生5人が、全国各地で活躍中のサエラ薬局の管理栄養士・薬剤師らとともにアシスタントを務めました。

今年で４回目となった本企画は、昨年よりバージョンアップし、野菜摂取状況測定（ベジメータSE）と、薬学部生によるビタミン実験・クイズコーナーを新たに追加し、計12コーナーと多くの検査項目を測定できる大規模なイベントとなりました。

「立ち上がりテスト」「骨強度測定」「ヘモグロビン測定」といった各種の測定結果をもとに、管理栄養士や薬学部生らによるアドバイスを受けた参加者は「楽しみながら自分の身体のことを知れてよかった。家族もつれてきたらよかった！」「野菜不足が顕著で食生活を見直そうと思います」といった感想に加え、「昨年度も参加し、今年も健康チェックのために参加しました」「ぜひ来年も開催してほしい」等、嬉しい言葉もかけてくれました。

参加した薬学部生は「実習や臨床現場以外で、多くの方とコミュニケーションをとれる機会はとても貴重だった。これからに生かしていきたい」と述べ、栄養学部生は「現役の管理栄養士の方が的確にアドバイスをしている姿をみて、自分もこんな風になりたいと思った」とコメントしました。

グランフロント大阪ナレッジキャピタル３階の常設展示では、８月８日まで、「血流スコープ」「血管年齢測定」「AGEs測定」の三つの機器を設置しています。また、７月８日より新たにVR薬学教育等の展示パネルと動画も公開しています。

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