法学部の小松昭人教授研究室が警察官採用試験に合格した学生を迎え「警察官志望者対象パネルディスカッション2024」を開催しました
2024/10/10
法学部の小松昭人教授の研究室は10月3日、ポートアイランド第1キャンパスで「警察官志望者対象パネルディスカッション2024 警察官になるには─採用試験合格者が語る、警察官への道のり─」を開催しました。
いずれも法律学科4年次生で、兵庫県警の警察官採用試験に合格したばかりの井田茜さん(警視庁、千葉県警の採用試験にも合格)と川西真聖(まさと)さん(高知県警の採用試験にも合格)を学生パネリストに迎え、警察官を志望したきっかけ、大学での勉強や生活の様子、採用試験に向けた勉強の取り組み方、採用試験時のエピソードなどを聞かせてもらいました。
この企画は警察官志望の在学生に、先輩から有用な情報や合格のヒントを提供するだけでなく、警察官になりたいというモチベーションを高めてもらうことを目的に昨年度から開催しています。採用試験の合格者でなければ語ることのできない具体的な話の数々に、30人余りの参加者はしっかり耳を傾けていました。終了後も会場に残り、井田さんや川西さんに熱心に質問する女子学生もいました。
このほか、パネルディスカッションでは、課外講座・資格サポート室の迫風香さんからも、採用試験の概要や次年度以降の採用試験の動向について説明がありました。
また、法学部のキャリア関連科目を担当する市原尚子講師からは、卒業後の進路を決めるにあたっては、自分が必要だと思う知識や情報は、与えられるのをただ待つのではなく、自分から積極的に取りにいく姿勢が重要であるとの話がありました。
参加者の感想は以下の通りです。
- 最近になって警察官になりたいと思っていましたが、今回のディスカッションでより警察官を目指したいと強く思いました。なので、夢をかなえられるように、しっかりと早い時期から対策をしようと思いました。
- 民間か警察官か非常に迷っていたので、詳細が聞けてよい体験になりました。
- 合格された先輩のお話をお聞きして、勉強の取り組み方や面接のエピソードも知ることができて、とても有意義な時間でした。他の公務員に合格された方のお話もぜひ聞いてみたいと感じました。
- 現職の警察官の方のお話もそうですが、現役で受験された方のリアルなお話を聴けてとてもためになり、モチベーションのアップにもつながりました。
- 3年次生に関連するお話ですが、2年次生以下の学生で警察官を視野に少しでも入れている人がいるのであれば、是非参加してもらいたいと思いました。知っていれば2年次生のときにも参加してみたかったです。
パネルディスカッションで司会を務めた小松昭人教授は、「学生パネリストのお2人は偶然にも前回の企画の参加者でした。本学からは毎年、40人を超える卒業生が、兵庫県警察をはじめ各都府県警察に警察官として採用されています。今回の企画をきっかけに、次回のパネリストとなる採用試験合格者が、今回の参加者の中から数多く現れてくれることを楽しみにしています」と話しています。