神戸学院大学

人文学部

人文学部の矢嶋ゼミ生が明石市中心部の商業の変遷についてフィールドワークで理解を深めました

2024/05/14

明石市大蔵本町の稲爪神社前で記念撮影する矢嶋ゼミ生たち
明石市大蔵本町の稲爪神社前で記念撮影する矢嶋ゼミ生たち
明石市本町通り商店街の「明石ほんまち三白館」前を訪れたゼミ生たち
明石市本町通り商店街の「明石ほんまち三白館」前を訪れたゼミ生たち
本町通り商店街の老舗煎餅店で聞き取り調査するゼミ生たち
本町通り商店街の老舗煎餅店で聞き取り調査するゼミ生たち

人文学部2年次前期の矢嶋巌教授ゼミ(実践演習Ⅰ)は5月12日、明石市中心部における高度経済成長期以降の小売業の変遷について理解を深めるために、明石市大蔵本町の稲爪神社から明石駅前のパピオスあかしにかけてフィールドワークを行いました。

学部と連携している稲爪神社を見学した後、江戸時代に西国街道の宿場町であった大蔵町で、高度経済成長期の住宅地図を用いて現在の街並みの変化を比較し、鮮魚店で聞き取り調査をしました。

続いて、かつて司法事務所が集中していた明石簡易裁判所付近や荒物店が多かった鍛治屋町で街並みの変化を確認したのち、本町通り商店街の老舗煎餅店で、中心市街地活性化法の適用を受けて、大正時代の芝居小屋に由来する映画館を改装して大衆演劇を毎日日替わりで上演する「明石ほんまち三白館」を2015年にリニューアル整備した経緯について聞き取り調査を行いました。

その後は、観光客でにぎわう魚の棚商店街を視察した後、旧ダイエー明石店跡に建設された再開発ビルのパピオスあかしを視察し、4階の明石市立あかし図書館では来館者でにぎわう様子や郷土図書コーナーの充実ぶりを確認しました。

6月には、郊外商業集積地域である有瀬キャンパスから大蔵谷インターチェンジ付近でフィールドワークを行う予定です。

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