神戸学院大学

人文学部

人文学部の鈴木ゼミが神戸で日本語を学ぶ留学生との交流会を実施しました

2024/06/20

トランプの神経衰弱ゲームで交流するゼミ生と留学生
トランプの神経衰弱ゲームで交流するゼミ生と留学生
ダンスを披露する留学生
ダンスを披露する留学生
留学生によるポスター発表
留学生によるポスター発表
「時間が足りないよー!」と叫ぶ留学生
「時間が足りないよー!」と叫ぶ留学生
抹茶と金平糖を配る鈴木ゼミ生
抹茶と金平糖を配る鈴木ゼミ生
留学生と記念撮影する鈴木ゼミ生
留学生と記念撮影する鈴木ゼミ生

人文学部の鈴木遥講師のゼミ(実践演習Ⅰ)2年次生が6月11日、神戸新長田日本語学院(神戸市長田区)で、日本語を学ぶ留学生との交流会を行いました。

神戸新長田日本語学院では、現在、120人を超える留学生が学んでいます。鈴木ゼミでは、神戸の多文化について理解することを目的とし、昨年度から同学院との交流活動を始めました。ゼミ生全員で交流会の企画内容を議論し、手順や説明方法など練習を重ねてきました。

同学院では、留学生のみなさんがネパールのお茶とお菓子で温かく迎えてくれました。留学生の日本語による司会進行のもと、全員一緒に歌を歌い、ネパールからの留学生によるダンスが披露されました。かわいらしい体の動きに、会場から大きな拍手が送られました。続いて、留学生による母国の文化についてのポスター発表がありました。発表を聴いたゼミ生は熱心に質問をしました。「時間が足りないよー!」と惜しむ声が上がるほど話は盛り上がりました。

次に、ゼミ生が念入りに準備してきた茶道文化の紹介とトランプ遊びを行いました。茶道の心得のあるゼミ生が解説を交えながら留学生の前でお茶を立て、残りのゼミ生が会場の外で留学生全員分のお茶を立てました。その後、お茶受けの金平糖とともに、留学生1人1人にお茶を配りました。苦味にびっくりしている人や、金平糖をうれしそうに食べる人など、皆思い思いに楽しみ、留学生とゼミ生の会話も弾みました。

トランプ遊びは、神経衰弱ゲームをしました。ルールもすぐに理解してもらい、同じ数字のカードが出るたびに歓声が上がり、失敗すると落胆の声が響きました。

緊張しながらも、準備した成果を十分に発揮したゼミ生たちは交流会終了後、「みなさん笑顔で接してくれて、緊張が解けてとても充実した時間を過ごすことができた」、「いろいろな国の留学生と交流したことで各国の文化に興味を持つことができた」などと充実感を味わった様子でした。