神戸学院大学

人文学部

人文学部の学生が神戸市で日本語を学ぶ留学生を有瀬キャンパスに招待し、交流会を行いました

2024/12/10

留学生のポスター発表を聞く学生
留学生のポスター発表を聞く学生
留学生とボールで遊ぶ学生
留学生とボールで遊ぶ学生
けん玉で交流する留学生と学生
けん玉で交流する留学生と学生
遊び足りない様子の留学生と学生
遊び足りない様子の留学生と学生

人文学部の鈴木遥講師が担当する「実践演習II」の授業で11月19日、神戸市で日本語を学ぶ留学生を有瀬キャンパスに招待し、交流会を行いました。

鈴木ゼミでは、神戸の多文化について理解することを目的とし、2023度から神戸新長田日本語学院との交流活動を行っています。交流活動はゼミ生が主体となって準備を進めています。今回は、子どもの遊びを伝えることを目的に、けん玉遊びとドッジボールを行うことに決め、手順や説明方法などを練習してきました。

交流会の前半は、同学院の留学生によるダンスとポスター発表でした。留学生は自国の文化について日本語で作成したポスターを手に、日本語で説明をしました。ゼミ生はそれをじっくりと聞き、質問をしました。留学生の多くは来日して半年ほどでしたが、全員がスムーズに会話ができて、ゼミ生を感心させました。

続いて、ゼミ生によるけん玉遊びとドッジボールの企画を実施しました。ゼミ生は留学生と一緒に遊びながら、遊び方やコツを言葉で説明するよう工夫していました。

けん玉では、ゼミ生は膝をうまく使って身体全体で玉を持ち上げるコツを伝えようとしましたが、最初はうまくいきませんでした。そのうちに、留学生がゼミ生のやり方を見ながら少しずつコツを理解していました。

ドッジボールの説明はデモンストレーションを交えて行いましたが、ルールを理解してもらうのに苦労しました。プレーする中で、ゼミ生は「ボールが当たったから外へ出て」「外から中にいる人にボールを当てて」などと適宜言葉をかけて正しいルールを伝えました。

交流会は短い時間でしたが、留学生と言葉を交わし、一緒に活動したことで、やさしい日本語を使ってコミュニケーションを取るという貴重な経験をしました。何より、一緒に楽しい時間を共有することができました。今回の交流会は、ゼミ生にとって、多様な文化について体験を通して学ぶいい機会となりました。

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