神戸学院大学

グローバル・コミュニケーション学部

GC学部の中西のりこ教授が国際交流基金ロサンゼルス日本文化センターでワークショップを行いました

2024/08/27

ワークショップで話す中西教授
ワークショップで話す中西教授
「関西弁日本語」の例を用いて話す中西教授
「関西弁日本語」の例を用いて話す中西教授
ワークショップ参加者らとの記念撮影
ワークショップ参加者らとの記念撮影

グローバル・コミュニケーション(GC)学部の中西のりこ教授が8月6日、共同研究者の2人、NPO法人日本語スピーチ協会理事長の笈川幸司講師、東京大学大学院の峯松信明教授と共に、米国・国際交流基金ロサンゼルス日本文化センター(The Japan Foundation, Los Angeles)でワークショップを行いました。

このワークショップは、アメリカ在住の日本語教師を対象に、「自然なイントネーションで話せるようになる:オンライン教材と指導法」と題して実施されました。峯松教授によるカラオケシャドーイングを用いたプロソディ自主レーニングの紹介に続いて、中西教授は「関西弁日本語」の例を用いて、フレーズのニュアンスがピッチパターンによって変わることに対する学習者の意識を高める方法を、参加者と共に実践しました。最後に、笈川講師が、教室内で学習者を励ますためのフィードバック手法を紹介し、参加者と活発な意見を交換しました。

ロサンゼルスでのこのワークショップの前に、中西教授らは米国・カリフォルニア大学ロサンゼルス校の林あさ子講師と共に同国・ウィスコンシン大学マディソン校で8月1日~3日に開催された2024年日本語教育国際研究大会( ICJLE2024)でもワークショップを行いました。また、8月末から9月初めにかけて、東京大学の研究チームと共に、ギリシャで開催される音声言語処理技術に関する国際会議「 INTERSPEECH 2024」 でも研究発表を行います。

中西教授は「このワークショップを通して、カリフォルニアで日本語を教えておられる先生方から、GC学部生との言語交流の申し出をたくさんいただきました。今年度中には『英語コース生はカリフォルニアの学生に対して日本語で話す・カリフォルニアの学生は英語コース生に対して英語で話す』というグループを作り、アクセントのある日本語・英語をお互いに聞き取る練習ができればと考えています」と話しています。

国際交流基金ロサンゼルス日本文化センターホームページの記事(英文)はこちら