神戸学院大学

グローバル・コミュニケーション学部

【世界に羽ばたく卒業生】GC学部英語コース2019年度生の福田裕さんがJICA海外協力隊員としてウガンダに赴任します

2024/11/14

派遣前の訓練に参加した福田さん
派遣前の訓練に参加した福田さん
修了式の会場
修了式の会場
派遣前訓練の修了証書
派遣前訓練の修了証書

グローバル・コミュニケーション学部英語コース2019年度生の福田裕さんがJICA海外協力隊員として11月末から2年間、アフリカのウガンダにコミュニティ開発担当として赴任します。

ウガンダで福田さんは、北部地域の難民やノンフォーマル教育を受けるこどもたちが通うコミュニティセンターの運営サポートを行うNGO「Hope and Peace For Humanity」のスタッフの一員として地域住民をサポートします。仕事の使用言語は英語ですが、現地のアチョリ語やルオ語も使用します。

福田さんは在学中、荒島千鶴教授のゼミで英語模擬国連活動に取り組み、卒業プロジェクトとして開催した神戸学院大学英語模擬国連において議長を務めました。当時の記事はこちら

課外活動ではアルティメット(フライングディスク)のスポーツサークル「AMUSE」を立ち上げ、リーダーシップを発揮しました。

卒業後は教育業界で勤務する一方で、九州大学大学院人間環境学府教育システム専攻総合人間形成システム竹熊研究室で研究生として1年間在籍しました。その間に、JICA海外協力隊の2023年度春募集に応募して、2024年度2次隊員に合格しました。

福田さんは出発を控えて以下のように抱負を述べています。
「夢中になれること、得意なことにたくさん時間を費やして愚直に取り組んできたことが、自然と自分の専門性となりました。そしてその専門性を、ゼミ活動を通して国際協力と掛け合わせたことで協力隊に繋がりました。大学院では、内発的発展の研究をしていました。内発的発展とは、コミュニティに属する地域住民(内部者)が自発的に生きていけるように国際協力者(外部者)がサポートを行う在り方のことです。赴任先では、研究内容を生かして、地域性を的確にとらえて地域住民をサポートしたいです」

さらに、JICA海外協力隊での経験を通過点として、帰国後は国際協力業界で働きながら大学院で修士号を取り、将来的にはNGOを立ち上げたい、との夢を語ってくれました。

荒島教授は「ウガンダに赴任された福田さんと本学をオンラインでつないでお話を伺うこともできるそうですので、福田さんのウガンダでのご活躍のご様子も今後お知らせしたいと思います」と語っています。