神戸学院大学

グローバル・コミュニケーション学部

GC学部の森下教授がマレーシアの国際学会でポスター発表を行いました

2024/09/09

同じ学会に出席した仁科恭徳教授(左)、表谷純子准教授(中央)と記念撮影する森下教授
同じ学会に出席した仁科恭徳教授(左)、表谷純子准教授(中央)と記念撮影する森下教授
オーディエンスの女性とディスカッションする森下教授(左)
オーディエンスの女性とディスカッションする森下教授(左)

マレーシア・クアラルンプールで8月11日~16日に開催された国際学会「AILA2024」でグローバル・コミュニケーション(GC)学部の森下美和教授が 「Non-native Characteristics of English Found in Linguistic Landscapes in Japan(日本の言語景観に見られる英語の非ネイティブな特徴)」についてのポスター発表を行いました。

言語景観の研究は、主に地理学、社会学、社会言語学などの分野で行われてきましたが、フィールドワークから得られる興味深いデータの収集により、外国語教育も恩恵を受けることができます。日本で見られる英語の標識・お知らせ・メニューなどは、独特の言語景観を形成しており、スペル・文法・コロケーションなどの誤りがよく見られます。これらは、日本における英語教育の相対的な成功または失敗に関する洞察に満ちた証拠となります。

発表当日は、日本の言語景観における英語の典型的な間違いの例を挙げながら、オーディエンスとのディスカッションを深めることができ、今後のさらなる研究についてのヒントが得られる有意義な時間となりました。

AILAはAssociation Internationale de Linguistique Appliquée(国際応用言語学会)の頭文字を取りました。同学会についての詳細はこちら