グローバル・コミュニケーション（ＧＣ）学部英語コースの表谷純子准教授が７月３日～５日にセメスター留学（３年次前期の全員留学）先の一つであるカナダ・カルガリー大学を公式訪問しました。

2024年は16人の学生が４月６日に日本を出国し、同大学で語学や文化、政治、経済などに関する研修を受けて８月４日に帰国予定です。滞在中は、美しい山々や湖で有名なバンフ国立公園でのアクティビティやカウボーイ文化を体験できるカルガリースタンピード（毎年７月に開催される大規模なロデオの祭り）の見学などもあります。

カルガリーはカナダ西部にあるアルバータ州最大の都市で、ロッキー山脈のふもとに位置し、経済と文化の中心地です。「訪問した時期は最高気温が25度くらいで湿気がなく、大変過ごしやすい気候で、自然が豊かで治安も安定しており落ち着いた雰囲気の街だ」と表谷准教授は留学に適した環境だとの好印象を受けました。

カルガリー大学は世界トップ200大学にランクインし、約3万4000人の学生が在籍しています。213ヘクタールの近代的なキャンパスには、図書館やスポーツジムをはじめ、医療相談室、医療クリニックや歯科クリニック、処方箋薬局、ラウンジスペース、フードコートやレストランなどの施設が完備されています。カルガリー大学付属の語学学校（University of Calgary International, English Language Program）も同じキャンパス内にあり、世界各国のさまざまな年代層の留学生が英語を学んでいます。

表谷准教授は訪問中にＧＣ学部生が関わる教職員とミーティングを持ち、学生対応についての報告を聞かせてもらい、今後の受け入れ態勢などについて意見交換しました。また、ＧＣ学部生も参加している授業の見学を行いました。表谷准教授は、「見学した三つの授業は全て12～13人の少人数クラスで、メキシコ、コロンビア、ブラジル、サウジアラビア、韓国など、さまざまな国籍の学生に混じってＧＣ学部生が流暢な英語でコミュニケーションしている様子に彼らの成長を実感しました。スピーキング授業のトピックは『雇用と福利厚生』で、学生はそれぞれの国の社会保障や福利厚生について活発に情報交換を行っていました。ＧＣ学部生が多文化や各国の状況を肌で感じる素晴らしい機会が得られていることが分かり、大変うれしく思いました」と話しています。