GC学部 英語コースの3年次生2人が模擬国連世界大会に参加し、堂々とした「大使」ぶりで表彰されました
2022/11/29
グローバル・コミュニケーション学部 英語コース3年次生の高木麻未さんと吉永俊輝さんが、11月20日~26日、神戸ポートピアホテルを主会場に世界の大学生が平和をめぐって議論した「模擬国連世界大会」にアフリカ中部のガボン大使役で参加しました。
神戸市外国語大学がホスト校を務め、6年ぶりの日本開催となりました。閉会式で「ガボン大使団」は、Honorable Mention Delegation Award(会議全体を通して優秀な派遣団に贈られる賞)を受賞しました。
「模擬国連世界大会」は国連が全面的に支援する唯一の大会で、開会式ではグテレス国連事務総長がメッセージで開幕を祝福しました。参加者は自国ではない国の「大使」として、実際の会議と同様に「21世紀に向けた社会正義を基盤とした平和の推進」をテーマに白熱した議論や交渉を行いました。参加する学生は「国連経済社会理事会」「国連総会」「核兵器の不拡散に関する条約(NPT)再検討会議」「安全保障理事会」の四つの会場に分かれて議論を行いました。
11月23日(水)のNHK兵庫県のニュースでは「経済社会理事会」の会場の様子が放映され、高木さんがスピーチを行う様子も放映されました。
本世界大会には、米国・ウクライナなど世界11か国から42大学・団体の約330人の学生が参加しました。日本からの参加者は9大学・団体の67人でした。最終日には、神戸市議会の議場を借りて、決議が採択されました。
模擬国連世界大会参加の準備のために高木さんと吉永さんは、大学コンソーシアムひょうご神戸で神戸市外国語大学が開講した「模擬国連世界大会演習」に選考を経て参加し、準備を重ねてきました。
高木さんは「今まで参加させて頂いた模擬国連と投票スタイルや会議進行が異なり準備段階では困惑することもありましたが、本番では全てのモーション(動議)やネゴシエーション(交渉)に果敢に挑戦することができました」と話しました。
吉永さんは「世界大会が日本で開催されるということで、この日を楽しみにしていました。このような大規模かつ、国際的な会議は現在の情勢の中ではなかなか経験できないことで、貴重な経験となりました」と話しました。