GC学部の仁科恭徳教授がセメスター留学先のオーストラリア・ビクトリア大学を公式訪問しました
2024/04/01
グローバル・コミュニケーション(GC)学部英語コースの仁科恭徳教授が3月19日〜21日にセメスター留学(3年次前期の全員留学)先の一つであるオーストラリア・ビクトリア大学を公式訪問しました。
2024年は13人の学生が3月12日に日本を出国し、同大学で語学や文化、政治、経済などに関する研修を受けて7月8日に帰国予定です。滞在中は、近郊の景色の美しい観光地や美術館、博物館などへの遠足もあります。
ビクトリア大学のあるオーストラリア南東部のメルボルン市は、ヨーロッパ移民の多い活気あふれる同国第2の都市で、「カフェ文化」とアートが暮らしに根付いています。日本と同様に大変治安の良い街でもあります。GC学部英語コースでは同大学でセメスター留学と短期留学の二つのプログラムを開講しています。訪問した時期は気候も大変よく、日中は30度を超える日が続きました。
肌の色や宗教の違いを超え、さまざまな民族が自由に暮らしているこの街で、GC学部英語コースの学生は多くのことを学んでいます。コロナ禍の時期に、新キャンパス(シティタワーキャンパス)へと移転し、設備や施設が一新されました。図書館、カフェテリア、ラウンジスペース、ITサポートブース、カウンセリングルーム、BBQスペース、卓球台などが整備され、「至れり尽くせりの学習環境」(仁科教授)となっています。
訪問中に仁科教授はGC学部生が関わるほぼ全員の教職員とあいさつを交わし、意見交換も行いました。「インドネシアやタイ、韓国などアジア各国からの学生と一緒に机を並べて、授業を受けているGC学部生の姿は、まさしくグローバル・コミュニケーションの実践そのものでした」と仁科教授は感想を話しました。学部生の感想も「どの授業も楽しい!文法の授業でさえも!」「人生で一番充実している!」など、高評価だったといいます。「まさしくビクトリア大学という環境だけでなく、そのプログラムを運営しているスタッフの人柄や尽力によるものであり、教育に対する情熱は公式訪問後に非公式に意見交換を行った際にも伺えました」(仁科教授)と、留学受入先として理想的だと確信を持てました。
また、学生たちは現地でホームステイを経験しています。ホストファミリーの家族の一員となり、直に英語で会話することで実践的な英語力を鍛えています。「約4カ月のセメスター留学を終了し、13人のGC学部生が頼もしく成長して帰国することが待ち遠しくてなりません」と、仁科教授は話しています。