神戸学院大学

グローバル・コミュニケーション学部

【世界に羽ばたく卒業生】GC学部英語コース2023年度卒業生の吉永俊輝さんが難関の英国・サセックス大学大学院に進学しました

2024/12/16

サセックス大学大学院に進学した卒業生の吉永さん
サセックス大学大学院に進学した卒業生の吉永さん
サセックス大学のキャンパス
サセックス大学のキャンパス
キャンパスの中にあるバー
キャンパスの中にあるバー
キャンパスのカフェ
キャンパスのカフェ
サセックス大学のキャンパスマップとコース内容
サセックス大学のキャンパスマップとコース内容
リゾートとしても有名なブライトン市のビーチ
リゾートとしても有名なブライトン市のビーチ

グローバル・コミュニケーション(GC)学部英語コース2023年度卒業生の吉永俊輝さんが、英国のサセックス大学大学院(開発学の分野で2024年のQS世界大学ランキング1位)に進学し、9月から社会開発学の修士課程で研究に励んでいます。吉永さんはほかにも、2024年のQS世界大学ランキング第9位のユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)、キングス・カレッジ・ロンドン、 ロンドン大学東洋アフリカ学院、エセックス大学にも合格しました。

サセックス大学はイングランド南東部に位置するリゾート地のブライトン市にあり、緑の広がる開放的なキャンパスが特徴的です。大学寮からは24時間、街中やビーチにバスが出ており、プライベート生活も充実しています。

吉永さんは、大学院生生活について以下のように述べています。
「イギリスでの学生生活は、忙しくも、充実した時間を過ごしています。私が所属しているコースの学生は、ほとんどが自分よりも年上で実務経験のある人です。出身国もさまざまで、年齢も20代から40代と、多様性に満ちています。日々の授業から経験や知識の差を感じることもありますが、教授からだけでなく、周りの学生からも学びを得ようという気持ちで勉強に励んでいます。また、授業以外では、イギリスの企業に対してコンサルティングを行うプロジェクトに参加したり、国際機関のキャリアイベントに参加したりと課外活動にも積極的に参加するようにしています。自分の学びたい分野の研究を深めるにはベストな環境にいるため、限られた時間の中で最大限成長し、将来のためにステップアップできるような学生生活にしていきたいです」

■在学時の指導教員による合格を祝うインタビュー
また、指導教員であった荒島千鶴教授(ゼミのテーマは英語模擬国連)が在学中に行っていたインタビューは以下の通りです。
 
荒島教授:まずは大学院の合格、おめでとうございます。ご自分では受かると思っておられましたか?

吉永さん:正直、一つ受かればいいなという気持ちで出願しましたが、出願したところからすべて合格をいただいて、とてもうれしい結果でした。

荒島教授:UCLは世界大学ランキング9位、サセックス大学は開発学の分野で世界大学ランキング1位ですね。

吉永さん:大学院選びでは、コースのモジュールや教授の研究内容などをメインで見ていましたが、自分が学びたい分野に関してレベルの高い環境で学びたいというのがあり、その指標の一つとしてランキングも見ていました。

荒島教授:入試の準備は大変でしたか? 何が大変でしたか?

吉永さん:はい、大変でした。イギリスの大学院の入試形態として、試験があるわけでなく書類で審査されるというのが特徴です。特にこだわったのが志望動機書と推薦書でした。志望動機書に関しては過去に受かった人がどのような志望動機書を書いていたのかを参考にして、少しインパクトのある内容になるよう、ストーリー性を加えるようにしました。「志望動機は」という書き出しではなく、「この分野に興味をもったきっかけは」というように、読む方が印象に残るような感じで書くようにしました。
推薦状は2人の先生に書いていただき、書いていただきたい内容の下書きを私が作成しました。先生方がとても協力的で助かりました。

(※吉永さんの模擬国連世界大会参加を伝えた2022年11月の記事はこちら

荒島教授:入学時に大学院に行くと思っていましたか? また、大学院への進学を考えたきっかけは何ですか?

吉永さん:いいえ、大学を卒業したら英語を使った仕事ができるのかな、とぼんやりと考えていました。大学院進学を考えたきっかけは模擬国連です。そして、その模擬国連に初めて参加したきっかけもはっきりと覚えています。1年次生の夏休みに先生と先輩から案内のメールがきて、当時コロナ禍で活動が制限されている中で、何かに挑戦してみたいという気持ちがあり、とりあえずやってみようという考えで参加したのが始まりです。

模擬国連に参加する中で、2年次生のときに国際機関で働きたいという気持ちが芽生えました。国際機関では、多くのポストで修士号が求められること、そしてイギリスでは修士号を1年で取得できることから、目標への一番の近道としてイギリスの大学院進学を考えました。

荒島教授:入学したときと今とでGC学部の印象は変わりましたか?

吉永さん:もともと大学の一般的な印象として、放任的な印象をもっていましたが、GC学部は親身な先生や職員の方が多いです。自分がやりたいことに対して後押ししたり協力してくれたりする方が多いので、自分がやりたいことができる環境だったという印象がすごくあります。

荒島教授:後輩や、受験を考えている高校生にメッセージをお願いします。

吉永さん:今後成長していく中で、たくさんの出会いがあると思いますが、その人たちとの出会い・つながりを大事にしてほしいです。というのも、自分一人ではここまで成長できていないからです。いろいろなコミュニティに所属したり、授業で出会った友達だったり、さまざまな価値観に出会うなかで、自分の目標を見つけていきました。出会う人やすでにある人間関係を大事にして、その人たちからいろいろなことを学んでいってほしいです。