神戸学院大学

グローバル・コミュニケーション学部

グローバル・コミュニケーション学部の中西のりこ教授がカンボジアでシャドーイングなどの講習会を行いました

2023/02/27

中西教授、峯松東大教授と記念撮影する講習会の参加者ら
中西教授、峯松東大教授と記念撮影する講習会の参加者ら
峯松東大教授の話を聴く参加者ら
峯松東大教授の話を聴く参加者ら
中西教授、峯松東大教授と記念撮影する「CamTESOL」の参加者ら
中西教授、峯松東大教授と記念撮影する「CamTESOL」の参加者ら

グローバル・コミュニケーション学部の中西のりこ教授が2月21日、東京大学の峯松信明教授とともに、カンボジアの世界遺産の都市・シェムリアップで活動する「アンコールワット日本語教師会」から招待を受け、「OJAD とシャドーイング講習会」を行いました。

中西教授らはこれまで英語学習者を対象にシャドーイングトレーニングの実践および成果の分析を行ってきましたが、このトレーニング法を応用し、英語以外の言語学習者にも役立てる方法を模索してきました。

講習会では、日本語教師・学習者のためのオンライン日本語アクセント辞書「 OJAD」 の紹介をしました。さらに、これまでの英語シャドーイングの様子と成果を紹介した後、カンボジアで日本語を教える参加者、日本語を学ぶ参加者が、日本語シャドーイングを体験しました。

■英語を母国語としない人を対象にした英語教育の専門家会議でも報告
講習会に先立ち、2月17日~19日には、毎年カンボジアで開催されている英語を母語としない人を対象とした英語教育に関する学問領域の専門家会議 「CamTESOL(TESOLはTeaching English to Speakers of Other Languagesの略)」もありました。中西教授らは会議で英語の韻律トレーニングのために導入したカラオケシャドーイングの実践方法と効果について報告し、世界各国で英語を学ぶ学習者がお互いの英語音声を聞き合うシャドーイングコミュニティの形成についての提案を行いました。

※シャドーイング:聞こえる音声を影(シャドー)のように追いかけながら、発音する英語・英会話のトレーニング方法。リスニング、スピーキング能力の向上などに効果があります。