経済学部の石田ゼミ3年次生が、関西広域連合協議会主催の「大学生等との意見交換会」で発表しました
2023/11/29
経済学部の石田ゼミ3年次生の1チーム(ABO)が、11月25日に京都リサーチパークで開催された「令和5年度 関西広域連合協議会 大学生等との意見交換会」で、研究成果を発表しました。
関西広域連合では、若者世代の意見を関西広域連合の施策に生かすことを目的に、毎年、大学生等から政策提案を募集しています。今年度のテーマは【大阪・関西万博の開催を契機とした「担う関西」・「動く関西」・「つながる関西」の創造】であり、石田ゼミ3年次生は4月より3チームに分かれて研究を進めてきました。
3チームのチーム名と「政策提案の名称」は、ABO「ABOフェス:スポーツとB級グルメフェスを通して関西を盛り上げる」、お笑い文化向上サークル「関西を盛り上げる『お笑い』観光ツアー:各地域の魅力と文化を学ぼう」、デジタル部「電子投票の促進について」です。
今年度は広域連合域内の大学から19チームのエントリーがあり、書類審査の結果8チームに絞られ、石田ゼミからはABOが選ばれました。ABOのメンバーは、森田友翔さん、繁田全司さん、下地桃矢さん、半井夢叶さん、多々納あいさんの5人です。意見交換会当日の発表では、「初めての学外で大勢の人の前で発表したのでとても緊張したが、チームで練習した成果を出すことができた」と感想を述べました。
ABOの政策提案のポイントは、関西万博に続く関西のビックイベントである「ワールドマスターズゲームズ2027関西(WMG2027)」に注目して、スポーツとB級グルメの混合フェスを広域連合域内の各府県を巡回するというアイデアでしたが、審査員より「WMG2027を視野に入れた唯一のチームであり、関西を大いに盛り上げることができる」、「実施場所と種目、スケジュール、動員数の見込み、収支計算などを丁寧に示し、非常に実現性の高い政策提案であった」との評価を受け、ABOのメンバーは「時間を掛けて政策提案を何度も練り直したことが報われて、大変うれしかった」と喜びを語っていました。