神戸学院大学

経済学部

経済学部の5ゼミがミニビブリオバトルを実施しました

2022/01/26

入選者と本選出場者(前列中央が1位のチャンプ本に選ばれた時田さん)
入選者と本選出場者(前列中央が1位のチャンプ本に選ばれた時田さん)
入賞者の5人
入賞者の5人
司会の説明を聴く学生ら
司会の説明を聴く学生ら
プレゼンする1位(チャンプ本)に選ばれた時田さん
プレゼンする1位(チャンプ本)に選ばれた時田さん
司会を担当した各ゼミの代表者
司会を担当した各ゼミの代表者
講評を述べる各ゼミの代表者
講評を述べる各ゼミの代表者

「経済学部ミニビブリオバトル」は、公式ルールを参考としたミニバージョン(本の紹介3分、発表に関するディスカッション無し)で2020年度から開催しています。2021年度は神戸学院大学の図書館長でもある毛利進太郎教授を大会委員長に、図書館統括責任者の新田充保さんを特別審査員に迎えて、1月14日に本選を実施しました。毛利教授、林隆一教授、田口順等准教授、幸田功講師、木暮衣里講師の五つのゼミ(1年次生)から選ばれた代表者9人がプレゼンテーションを行い、学生の投票により「いちばん読みたいと思った本」に下記の3冊が選ばれました。
 
第1位(チャンプ本)時田章永さん『親愛なるあなたへ』カンザキイオリ著(田口ゼミ)
第2位 藤原稜大さん『龍は眠る』宮部みゆき著(田口ゼミ)
第3位 井上兵悟さん『オルタネート』加藤シゲアキ著(木暮ゼミ)

講義室に集まった学生たちに質問を投げかけたり、表紙の魅力を語ったりするなど、それぞれ工夫を凝らしたプレゼンテーションでアピールしました。 

大会委員長賞、特別審査員賞には下記の2冊が選ばれました。
大会委員長賞 大西康奨さん『なぜ人は騙されるのか』岡本真一郎著(林ゼミ)
特別審査員賞 山本大誠さん『桜のような僕の恋人』宇山佳佑著(毛利ゼミ)

各ゼミの代表者と紹介した本は下記の通りです。
・山本大誠さん『桜のような僕の恋人』宇山佳佑著(毛利ゼミ)
・門田紘輔さん 『What I Wish I Knew When I was 20』Tina Seelig著(毛利ゼミ)※欠席
・大西康奨さん『なぜ人は騙されるのか』岡本真一郎著(林ゼミ)
・金川知史さん『ホームレス中学生』 田村裕著(林ゼミ)
・時田章永さん『親愛なるあなたへ』カンザキイオリ著(田口ゼミ)
・藤原稜大さん『龍は眠る』宮部みゆき著(田口ゼミ)
・伊達一稀さん『鹿の王』上橋菜穂子著(幸田ゼミ)
・松井聖和さん『記憶屋』織守きょうや著(幸田ゼミ)
・井上兵悟さん『オルタネート』加藤シゲアキ著(木暮ゼミ)
・舟橋美希さん『ラプラスの魔女』東野圭吾著(木暮ゼミ)

また今年度は司会進行と講評も学生が行いました。
司会運営:松浦朋美さん(林ゼミ)、宮地怜奈さん(田口ゼミ)、花田幸志朗さん(幸田ゼミ)、世羅伊織さん(木暮ゼミ) 
講評:石井翔馬さん(毛利ゼミ)、武内真矢さん(林ゼミ)、小割大雅さん(田口ゼミ)、山中優奈さん(幸田ゼミ)、黒住友聖さん(木暮ゼミ)

「書評対決」に向けて石本眞八学部長から、「時間にゆとりのある学生時代にできるだけたくさんの本を読んでおくことをお勧めします。それは必ずこれからの人生の糧となるはずです」とのメッセージが寄せられました。

特別審査員の新田さんからは「経済学部ミニビブリオバトルに立ち合うことが出来たことに感謝いたします。若者の活字離れといわれていますが、今回のバトルに参加されたゼミ代表の皆さんはしっかり読まれていたと思います。残りの大学生活で大いに図書館を利用して知識の蓄積に努めてください。応援しております」との温かい言葉がありました。

毛利大会委員長は学生やちの健闘をねぎらい、「どんなことでもスマートフォンで調べることがでる今こそ、多くの可能性に満ちている皆さんにはぜひ自分から積極的に新しい知識、視野を求めてほしい。それには自ら本を探し、本を読むことです」と締めくくりました。