神戸学院大学

経済学部

経済学部の木暮衣里准教授が大丸神戸店と連携して老祥記とのコラボショップをオープンしました

2023/11/09

持ち場の対応フローを説明する木暮准教授
持ち場の対応フローを説明する木暮准教授
大丸神戸店の太田さんのアドバイスを受け POPを使って元気にお客さまに呼びかけました
大丸神戸店の太田さんのアドバイスを受け POPを使って元気にお客さまに呼びかけました
テイクアウト商品を笑顔でお客さまに渡しました
テイクアウト商品を笑顔でお客さまに渡しました
曹さんのサポートを受けてイートインの焼豚饅頭を準備します
曹さんのサポートを受けてイートインの焼豚饅頭を準備します
お客さまの注文を伺います
お客さまの注文を伺います
参加者と運営サポートを務めた曹様と学生スタッフ
参加者と運営サポートを務めた曹様と学生スタッフ

11月3日、経済学部の木暮衣里准教授が講師を務めるワークショップ「もとまち こどもマルシェ」において、老祥記とのコラボショップが大丸神戸店1階外廊にて1日限定でオープンしました。

「もとまちこどもマルシェ」は、神戸学院大学と大丸神戸店が“未来をつくるこどもたちの創造性を高めたい”という思いをもって2017年より協働開校している「もとまち こども大学」のプログラムの一つ。マーケティングの学びと大丸神戸店によるおもてなしの心、商品を介して地域を学ぶことを目的に2019年からスタートした好評企画です。

2021年度からは神戸・南京町で愛され続けている「元祖・豚饅」を生み出した株式会社老祥記の特別協力を得て、地域の歴史や商品づくりと販売を通して老祥記が大切にしていることを学び、商品の魅力(価値)をどのようにしたらお客さまに感じていただけるかを、ワークショップを通して考えています。

参加したのは16人の小学生。ワークショップは3回にわたって開催され、初回は曹家包子館(南京町広場内)で、「豚饅頭」に秘められた物語を通して、神戸と南京町の歴史、老祥記の豚饅頭のおいしさの秘密、そして商品の価格について学びました。2回目は、神戸学院大学神戸三宮サテライトで、マーケティングやおもてなしについて学びました。3回目となった今回は、経済学部の木暮ゼミ1~2年次生9人のサポートを受けながら、2部制で8人に分かれて“大丸神戸店のこども定員”として商品販売に挑戦。オープンとともに多くのお客さんが来場し、子どもたちの「いらしゃいませ」 「もとまちこどもマルシェと老祥記とのコラボショップです!」という元気な声が響きました。

子どもたちは、「テイクアウト」「注文受付」「イートイン調理」「PR」の4つのパートを順番に全て経験しました。注文受付口では、商品の特徴や魅力を語る子どもたちの説明に、お客さまが耳を傾けました。今年初企画のイートインコーナーでは、老祥記の曹祐仁さんのサポートを受けながら「焼豚饅頭」を提供。注文の数を間違えないように引換券の数を確認しながら商品を準備し渡しました。

予定していた300セットをほとんど売り切ることができ、販売終了後の子どもたちの表情は達成感でいっぱいでした。お客さまからは「焼豚饅頭はパリパリ触感とごま油の香りで、いつもの豚饅頭とは違った美味しさ!」「元気な子どもたちの声が聞こえて買いに来ました」等の声をもらいました。

会場で流していた「もとまち こどもマルシェ」PR動画は、取組み紹介として、南京町の曹家包子館または老祥記雑貨「月流」の店内で11月末まで流す予定です。お近くにお越しの際はぜひご覧ください。

◆ワークショップ1回目(10月14日)の様子はこちら
◆ワークショップ2回目(10月29日)の様子はこちら
大丸神戸店 もとまち こども大学 公式サイト

参加学生の声
廣瀬光慶さん(10月14日、29日、11月3日参加)
子どもたちを引率しながらのイベントなのでとても大変でしたが、子どもたちの笑顔を見ると自分自身癒されることが多かったです。この経験を生かしてこれからも頑張っていきたいです。

福本岳琉さん(10月14日、29日、11月3日参加)
今回の活動で子どもたちから学ぶことがたくさんありました。その中でも特にそう感じたのは元気の大切さです。元気は周りの雰囲気をよくできるものだと知りました。

米山佳那さん(10月14日、29日、11月3日参加)
3日間を通して「老祥紀」の歴史や価格の決定方法など、子どもたちと一緒に学べてとても貴重な経験ができました。

品川隼人さん(10月14日、29日、11月3日参加)
POPを使ってお客様を呼び込むことの大切さを肌で感じました。私たちの声かけで商品を購入してくれた時はとても嬉しかったです。

石田玲於さん(10月29日、11月3日参加)
小学生たちと呼び込みを行った際にお客様が笑顔になっているのを実感でき、楽しい時間を過ごすことができました。

木下佳歩さん(10月29日、11月3日参加)
普段子どもと接したり販売の呼び込みをする機会が無いので、大変なこともありましたが貴重な経験が出来ました。

長岡真凜さん(10月29日、11月3日参加)
「老祥紀」とコラボをして子どもたちが店員さんになって、子どもたちと触れ合うことはあまりないことだと思うので良い経験になりました。

竹本陽南さん(10月29日参加)
子どもたちと行うことで地域活性にも繋がると思いました。歴史ある「老祥紀」を伝えていくことに少しですが関われた気がして嬉しかったです。

橋爪唯乃さん(11月3日参加)
3日目に参加しました。子どもたちが一生懸命、販売や呼び込みをしている姿が微笑ましかったです。

日下陽菜さん(11月3日参加)
3日目は小学生のみんなと豚饅頭を販売しました。注文を聞いて実際に焼いてみたり、声を出して宣伝したり、子どもたちとも仲を深めながら楽しく活動することができました。

※経済学部 木暮ゼミ1年次生、2年次生の中から本年度は10人が参加しました。貴重な体験をありがとうございました。