経済学部
経済学部の岡本ゼミと木暮ゼミの3年次生が回帰分析に関する合同ワークショップを開催しました
2025/04/23
経済学部の岡本弥准教授と木暮衣里准教授の3年次ゼミ生(現4年次生)が1月10日、回帰分析合同ワークショップを開催しました。
回帰分析はデータ分析の重要な手法の一つで、ある変数と別の変数との関係を数量的に分析することができます。
合同ワークショップは「卒業論文の制作で回帰分析にチャレンジしてみたいが、どうすれば良いか分からない」などの声が多いなか、回帰分析やその他の統計学の手法を使ってデータ・サイエンスに挑む岡本ゼミの3年次生の働きかけをきっかけに実現しました。
岡本ゼミの大坪琉生さんと立巳隆規さんが回帰分析に関する理論や分析手順を概説した後、木暮ゼミ生が分析に必要な変数をExcelで作成し、回帰式の推計を行いました。
最後に、東京大学SSJデータアーカイブから提供された大学生活に関するアンケート調査に基づいたリアルなデータを用いて、学生生活の充実度を高める要因を確かめました。
分析の結果、①第1志望の大学に入学できた②医歯薬系の学部に所属している③下宿生である④サークルに所属している⑤運転免許を持っている⑥クレジットカードで支払いができる――場合にそれぞれ、学生生活の充実度が高いことが分かりました。
「このワークショップ体験から得たことを卒業論文制作などに積極的に生かしていただきたいと思います」と岡本准教授は話しています。