神戸学院大学

経営学部

経営学部の田中ゼミがユーハイムとの連携プロジェクトで プレゼンと試作を行いました

2024/07/17

プレゼンする学生
プレゼンする学生
バウムクーヘンをカットする様子
バウムクーヘンをカットする様子
プロモーション指導をするユーハイムの担当者
プロモーション指導をするユーハイムの担当者
Aグループ「カップクーヘン」
Aグループ「カップクーヘン」
Bグループ「THE-KE(テーキ)」
Bグループ「THE-KE(テーキ)」
Cグループ「さつまいもブリュレバウム」
Cグループ「さつまいもブリュレバウム」

経営学部の田中康介教授のゼミ(3年次生18人)と株式会社ユーハイム(以下ユーハイム)による産学連携の取り組みとして、今年4月に「バウムクーヘンメニュー考案・販売プロジェクト」がスタートし、7月10日にゼミ生らが、ポートアイランド第2キャンパスの「キッチンスタジオ」にて、考案したメニューやプロモーション(販売促進)に関するプレゼンと、商品の試作を行いました。

このプロジェクトでは、ユーハイムが開発したバウムクーヘンAI職人「THEO(テオ)」やTHEOを搭載したフードトラックを活用して、ゼミ生らがバウムクーヘンを使った創作菓子のメニュー考案やマーケティングに取り組み、大学祭での販売まで行います。

この日、ゼミ生らは、6人ずつ三つのグループ(A・B・C)を編成し、メニュー(レシピ)やプロモーション等の改善案をプレゼンした上で、持ち込んだトッピング材料とバウムクーヘンを合わせた商品の試作を行いました。

Aグループは、ドイツ語のバウムは「樹木」という意味で、年輪(年々しあわせ)を重ねるイメージから、「しあわせの一口を」というコンセプトで、カットしたバームクーヘンをカップに入れ、色鮮やかな紫芋のペーストをケーキのモンブランのようにトッピングし、その上に、さつまいもチップスを添えた「カップクーヘン」という商品を試作しました。(ドイツ語のクーヘンは「ケーキ」という意味)

Bグループは、「神戸と笑顔のなる樹」というコンセプトで、THEOをモチーフにした商品にして、THEOの魅力や可愛さをプロモーションに生かすことを考えました。商品名は、「THE-KE(テーキ)」(THEO&CAKE)で、カットしたバウムクーヘンにチーズやバターなどを載せ、バーナーで炙って風味豊かにするというもので、そこにTHEOの可愛さをイメージした小さな旗を添えました。この日は、ドライフルーツとチーズをトッピングしたピザ風のメニューも加え、3種類の商品を試作しました。

Cグループは、ユーハイムの「平和を創り出す人達は幸せである」という企業理念より、「Wish Your Happiness」というコンセプトを考え、カットしたバウムクーヘンに、さつまいもブリュレ(さつまいもペーストの表面を炙って焦がしたもの)をトッピングした「さつまいもブリュレバウム」という商品を試作しました。

ユーハイムの担当者は、「各グループの試作品は、試食してみて、どれも美味しかったです。今後は、これらをどのように売れる商品にしていくか、プロモーションも含めて検討してください」と講評し、看板・チラシ・SNSを用いたプロモーション方法について説明しました。

田中教授は、「グループごとに、それぞれ特徴のある試作品ができたが、商品開発は、自己満足ではなく、いかに顧客満足を得るかが重要で、そのことを念頭に、さらに議論を進めるように」とゼミ生らに指導しました。

次回は8月28日に、THEOによるバウムクーヘンの製造を体験し、それを基に商品やプロモーション等について、大学祭に向けて検討を重ねていきます。

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