経営学部の辻幸恵教授の３年次生ゼミが10月23日、「旭松食品株式会社」と連携し、兵庫県が「朝の時間を有効活用しよう」と呼びかける「HYOGOアサ＠プロジェクト」に賛同する展示企画を神戸市中央区三宮町の神戸マルイ１階で始めました。11月９日までです。

「HYOGOアサ＠プロジェクト」は県の公民連携の取り組みで、2021年度の食育推進計画からスタートしたといい、「SDGｓ推進」にもつなげたいとの意向があります。この取り組みのメインパートナーとなった同社からサステナブルマーケティングや消費者行動を学んでいる辻ゼミ生も「持続可能で健康的な食生活」を実現するために関わることになりました。掲示した「趣意書」には「若者の朝食を見直すきっかけにしたい」と書きました。

高野豆腐などの食品製造販売で知られる同社の商品「おからパウダー」を使い、炊飯器を使って手軽に作れる「おからのキッシュ」などの朝ごはんのレシピを壁面に掲げたパネルで紹介しています。また同社の商品を中央のテーブルなどに並べ、カラフルなパッケージを生かした展示になりました。

髙島美帆さんは「おからのキッシュ」に加え、「おからパウダー」にはちみつ、ヨーグルトを加えた、パネルでも紹介している簡単な朝食を良く作るといいます。「低血圧で朝は食欲がなく、高校生まではよく朝食抜きで登校していましたが、朝はきちんと食べたほうが活力も生まれるので今は欠かさず食べています」と朝食の大切さを訴えました。

宮脇美佳さんは「いつもの朝食に+１でサステナブルな朝食を大学生が提案します」との見出しを付けたパネルを作りました。「１人暮らしなので、自分で朝食も作ります。商品の『カップ新あさひ豆腐』にワカメを加えるメニューがタンパク質、ミネラルも摂れるので気に入り、パネルでも紹介しました。朝はパンだけという学生も多いので、ぜひ試してほしいです」と薦めていました。

同社営業本部西日本支店大阪営業課の曽根星奈さんは辻ゼミの学生と一緒に「Ｋiss FM　KOBE」のラジオ番組に出演した後に会場に駆け付け、「当社の商品をこんなふうに紹介してもらってうれしいです」と話していました。