経営学部の辻幸恵教授のゼミ生（３年次生）が神戸市中央区三宮町の神戸マルイで12月11日、二つの企画を始めました。

■「正しい犬の飼い方」をパネル展示で紹介
一つは１階の「Sannomiya Future Market（三宮未来市場）」のスペースで犬の殺処分を減らすために「正しい犬の飼い方」をテーマにしたパネル展示です。兵庫県動物愛護センターからアドバイスをもらってパネル６枚を作り、壁面に展示しました。

「犬の一生にかかるお金は388万円」と書かれたパネルは、犬を生涯飼うのに必要な平均経費を示し、飼う人の責任と覚悟を求めています。犬を飼うのに必要な条件も紹介し、条件がそろわなければ「飼わない勇気も必要だ」と訴えています。

展示作業をしていた高島未帆さんは、「高齢者の方が孤独感を癒やすために犬を飼われ、自身が病気になられて飼い続けることができなくなるケースなどがよくあるようです。犬と触れ合いたい方には、子犬が離乳するまで預かるミルクボランティアへの参加や犬カフェ利用などもあり、自身で飼うのはよく考えてからにしてほしいです」と話していました。

また、ゼミ生が描いたイラストを生かしたオリジナルグッズのクリアファイル、メモ帳など５種類、200個も「株式会社ヒューマンスピリッツ」（神戸市）の協力で作ってもらい、会場で展示販売しています。展示は来年１月12日までです。

■神戸2024世界パラ陸上競技大会スタンプラリーの抽選会を実施
もう一つは４階エレベーター横で、来年５月に神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で開催される「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」応援スタンプラリー目標達成者を対象にガラガラ抽選を実施しています。空くじなしの賞品抽選会で、景品配布を実施しています。神戸市が始めた「１日１万人集客プロジェクト」の実施団体にゼミ生でつくる「＃神パラ陸上盛り上げ隊」が選ばれ、大学祭でのパラスポーツ体験会の実施などのプロジェクトを展開してきました。

中心メンバーの塩本康晟さんは「大会のPR活動は順調で、ゼミのインスタグラムでも積極的に発信してきました。ガラガラ抽選は空くじなしですので、スタンプラリーにも挑戦してください」と話していました。

抽選会は特等が神戸市内のホテル・民宿で使えるペアのクーポン券など。１等も神戸牛、神戸スイーツなど豪華賞品です。スタンプラリーはQRコードを読み取るスマホやタブレットが必要で、参加は12月17日まで（抽選と景品交換も）です。神戸市の詳細ページはこちら