神戸学院大学

経営学部

経営学部の辻ゼミが産学連携により若者に「もち麦」の良さをPRする展示を神戸マルイで始めました

2024/01/16

展示作業をしていた高橋さん(右)と宮脇さん
展示作業をしていた高橋さん(右)と宮脇さん
パネルのレイアウトも工夫した展示会場
パネルのレイアウトも工夫した展示会場
「〆の罪悪感にもち麦!」とキャッチコピーも一ひねり
「〆の罪悪感にもち麦!」とキャッチコピーも一ひねり
商品のラインナップも紹介
商品のラインナップも紹介
目的別に商品紹介したパネル
目的別に商品紹介したパネル

経営学部の辻幸恵教授のゼミが最近健康に良いと注目されている「もち麦」を若者にPRする展示を1月15日から神戸市中央区三宮町の神戸マルイで始めました。

大学コンソーシアムひょうご神戸の「企業課題解決プログラム」のプロジェクトの一環です。同コンソの賛助会員で、伝統食材の良さを生かした食品の製造販売にあたる「株式会社マルヤナギ小倉屋」(神戸市東灘区)の「もち麦の魅力は若い世代に十分浸透しているとは言えない。もっと食べてもらいたい」との課題に辻ゼミが産学連携で取り組むことになりました。

会場は1階の「Kobe Future Market(神戸未来市場)」のコーナー。趣意書のほかに壁面に展示したパネルは5枚あり、内容は2年次生が考え、3年次生がブラッシュアップしてレイアウトもサポートしました。商品の紹介のほか、もち麦の食べ方の提案、成分などをイラストや写真を使って目を引くデザインでまとめました。

商品の「もち麦うどん」を使って学生が考えた「ピリ辛もち麦うどん」は韓国風で、材料や作り方を紹介しています。鍋料理の締めに「もち麦うどん」や「もち麦ごはん」を入れると食物繊維が補えることを伝えました。糖質も米や小麦のうどんより少なめなので「〆(しめ)の罪悪感にもち麦!」とキャッチコピーでアピールしました。

展示作業をしていた高橋大夏さん(3年次生)は「若い人向けにもっと良さを紹介してほしいという要請に応えました。思ったより商品の種類が多く、チップスは食べやすかったです」と話しました。宮脇美佳さん(同)は「短時間で調理できる商品もあって魅力的です。スープでも食べてみたいです」と、もち麦を使った商品を推薦していました。

同社のもち麦は、もちもちとして味も良い「キラリモチ」という品種。同社ひょうごもち麦推進チームマネージャーの田中未奈子さんは「加東市の水田で米の二毛作として栽培してもらっています。全国各地で試験的に栽培してもらいましたが、兵庫県産のもち麦が一番おいしくできました」と話していました。展示は2月4日までです。