神戸学院大学

経営学部

経営学部の辻ゼミがペットの防災対策を考える展示企画を神戸マルイで始めました

2024/11/12

展示作業を終えた辻ゼミ生
展示作業を終えた辻ゼミ生
壁面の展示を見る辻ゼミ生
壁面の展示を見る辻ゼミ生
飼い主に災害時にペットの安全を飼い主に求めるパネルと販売しているトートバッグ
飼い主に災害時にペットの安全を飼い主に求めるパネルと販売しているトートバッグ
同行避難のフロー図
同行避難のフロー図
販売しているトートバッグとステッカー
販売しているトートバッグとステッカー
リーダーの長谷さんがイラストを描いたステッカー
リーダーの長谷さんがイラストを描いたステッカー

阪神・淡路大震災の発生から来年1月で30年になるのを機会に、経営学部の辻幸恵教授の3年次生ゼミが11月11日、神戸市中央区三宮町の神戸マルイ1階「Kobe Future Market(神戸未来市場)」のコーナーでペットの防災対策を考えるパネル展示企画を始めました。学生は常駐せず、展示は12月1日までです。阪神・淡路大震災では多くのペットが犠牲になりました。

兵庫県動物愛護センターの監修、株式会社ヒューマンスピリッツの後援を得ました。壁面に掲示したパネルで「災害時、ペットを守れるのは飼い主だけ 『備えていますか』?」と問いかけています。環境省のホームページから入手したペットとの同行避難のフロー図のほか、「ペットも人間同様被災する可能性 しっかり準備する必要」と注意喚起する呼びかけ文、「しつけ」「(ペットフードなどの)備蓄」「所有者の明示」などの災害に備える項目を並べたチェックリストもパネルにしました。

このほかペットの災害対策を訴えるためのトートバッグ(税込み363円)、ステッカー(同165円)、チェックリストをプリントしたクリアファイル(同297円)も販売しています。

企画のリーダーでステッカーのイラストを描いた長谷眞愛さんは「私も実家で犬を飼っており、飼い犬情報や災害用ペットシーツなどを入れたペットの災害避難バッグを準備しています。動物にアレルギーがあるような人もおられるのでペットの避難場所も確認しておく必要があります。ただ一緒に逃げればいいという訳ではなく、避難所などでの人への配慮が必要になることを今回の作業で学びました」と話していました