経営学部の辻幸恵教授ゼミ（３年次生）が神戸市中央区三宮町の神戸マルイ１階で若い世代を対象にした神戸市内の銭湯利用促進キャンペーン「ニューヨクラリー」を紹介するパネル展示を今月20日まで実施しています。

キャンペーンは神戸市と神戸市浴場組合連合会が８月から展開しています。神戸市内在住または在勤の18歳～30歳の対象者は市内29カ所の対象施設の銭湯を100円で利用することができます。複数の銭湯を利用する「デジタルスタンプラリー」に参加して、専用アプリで応募すると、スタンプ数に応じて電子ポイントでキャッシュバックがあり、抽選で豪華記念品が当たります。期間は来年２月末までですが、記念品の申込数が規定に達すると終了です。

展示会場ではゼミ生が手分けして訪れたＪＲ・神戸市営地下鉄「新長田」駅近辺の銭湯４カ所（萬歳湯、菊水温泉、本庄湯、ゆうゆうランド紀の国）の特徴を紹介し、扇港湯を加えた５カ所の「ニューヨクラリー周遊マップ」を掲示しています。入浴後に生ビールやおでんが楽しめる施設をはじめ、軟水の湯、座って入浴できる浴槽、販売されているソフトクリームの種類が豊富など特色もさまざまで、入浴プラスアルファの楽しみも充実していることを伝えました。展示は入れ替えがあり、次回はＪＲ灘駅周辺の銭湯の特徴を紹介します。

企画の中心メンバーの長谷川琴乃さんは、「昭和レトロな雰囲気の銭湯もあり、店主の方やお客さんと気さくに話ができました。趣味のスキーをした後にスーパー銭湯に行くことは多いのですが、これからは銭湯にも目を向けたいです」と話していました。塩本康晟さんは「若い学生が昼間から銭湯で入浴しているのが珍しいのか、見知らぬ人から声をかけられ、温かみを感じました」と、意外な気づきがあったようでした。

キャンペーンの詳細はこちらの神戸市ホームページに。