経営学部の田中ゼミがユーハイムとの連携プロジェクトでプレゼンと試食を行いました
2024/06/18
経営学部の田中康介教授のゼミ(3年次生18人)と株式会社ユーハイム(以下ユーハイム)の産学連携の取り組みとして、「バウムクーヘンメニュー考案・販売プロジェクト」が今年4月にスタートし、6月12日にゼミ生らが考案したメニューやプロモーション方法に関するプレゼンを行いました。
このプロジェクトでは、ユーハイムが開発したバウムクーヘンAI職人「THEO(テオ)」やTHEOを搭載したフードトラックを活用して、ゼミ生らがバウムクーヘンを使った創作菓子のメニュー考案やマーケティングに取り組み、大学祭での販売まで行います。
この日、ゼミ生らは、6人ずつ3グループを編成し、どのような客層をターゲットとし、どのようなコンセプト(考え・価値)のもと、どのようなメニュー(商品開発)を、どのように売るのか(プロモーション)について、それぞれプレゼンを行いました。
前回、ターゲットやコンセプトについて発表し、ユーハイムの担当者からもらったアドバイスをもとに、今回ターゲットを絞り込み、より明確なコンセプトを打ち出した上で、商品のコストや旬の食材、話題性等を考慮したメニューの提案がありました。
大学祭で販売するため、携帯性の良いカップの採用や、個人あるいはグループでの購入パターンの想定等、各グループで工夫がみられ、SNSを使ったプロモーションについても、InstagramやTikTokを使用する等、具体的な提案がありました。
プレゼン終了後には、THEOが焼いたバウムクーヘンをその場でユーハイム担当者がカットし、ゼミ生らが試食しました。そして、さまざまなトッピングを試して、どのような味や食材(フルーツ・栗その他)が合うのか等、実際にバウムクーヘンを食べながら議論を交わしました。
田中教授は、「グループごとに、それぞれ特徴のある案が出てきたが、メニュー開発に関しては、より具体化の余地があり、プロモーションに関しては、自分たちの考えや価値観をしっかり顧客に伝える工夫が必要と考える。そして、ターゲットやコンセプトにマッチした商品の考案・開発・プロモーションについて、さらに議論を進めるように」とゼミ生らに指導しました。
次回は6月26日に、各グループの考案したメニューの特徴、試食・試作、販売価格等について、プレゼンする予定です。