神戸学院大学

経営学部

モルックの世界大会で経営学部卒業生の室屋拓さんら明石のチームが優勝しました

2024/09/05

優勝し、喜ぶ「明石モルック倶楽部」の室屋さん(左端)ら
優勝し、喜ぶ「明石モルック倶楽部」の室屋さん(左端)ら
チームメートと抱き合って優勝を喜ぶ室屋さん(右)
チームメートと抱き合って優勝を喜ぶ室屋さん(右)

フィンランド発祥のスポーツ「モルック」の世界大会が北海道函館市で8月23日~25日に開かれ、経営学部の卒業生らを中心に構成する明石市の「明石モルック倶楽部」が初優勝しました。日本のチームが世界大会で優勝するのは初めてです。

モルックは2チーム以上で対戦し、地面に12本の木製スキットル(ピン)を並べ、モルックと呼ばれる木の棒を投げて、倒したスキットルの本数(1本の場合はスキットルに書かれた数字)が得点になります。得点の多さを競うのではなく、先に50点ちょうどになったチームが勝つというちょっと変わったルールです。

「明石モルック倶楽部」は2023年3月に本学を卒業した明石市在住の会社員、室屋拓さんが代表を務めています。室屋さんは所属した経営学部の柳久恒准教授ゼミでは、ゆるめのスポーツで高齢者から子どもまで、さまざまな人と一緒にプレーを楽しみ、交流することを実践で学んでいました。モルックやボッチャなどのルールもゼミで学び、ゼミ生が小学生を指導して普及に努めてもいました。

「明石モルック倶楽部」は室屋さんがゼミの仲間や同級生らと在学中に結成しました。明石公園で休日などに練習を続け、メンバーも増えました。

国際大会は643チーム(約3200人)が参加し、決勝はフランスのチームとの戦いで、4勝2敗で勝利しました。表彰式では金箔を貼ったモルックセットが贈られ、新聞各紙でも報じられました。

室屋さんは「アジアでも初めての世界一となることができて率直に嬉しいです。初めて日本で開催された国際大会の舞台で、日本チームとしての優勝ですので。勝因はギリギリまでぶつかり合ったこと。一つのチームとして機能し、勝ち進むことができました。この土台は学生時代、柳ゼミでの経験にあります」と話しています。

本学ホームページの記事「西宮市の小学生向け『サマースクール』で経営学部の柳ゼミ生がニュースポーツ『モルック』を指導しました」(2022年8月)はこちら
経営学部オリジナルサイトの記事「柳ゼミ生が神戸市の小学校でスポーツを指導しました(2)」(2022年10月26日)はこちら