神戸学院大学

経営学部

経営学部の石賀教授が枝吉小学校で連携授業を実施しました

2025/02/20

授業をする石賀教授
授業をする石賀教授
クイズを通して楽しく学ぶ小学生ら
クイズを通して楽しく学ぶ小学生ら
分担してポスターを制作する小学生ら
分担してポスターを制作する小学生ら
制作したポスター
制作したポスター

経営学部の石賀和義教授が神戸市立枝吉小学校5年生の児童52人を対象に2月7日、10日の両日、連携授業を実施しました。

「大学生および小学生の学びの場の創出」と「地域間・世代間の交流促進」を目的として、2019年5月に神戸市立枝吉小学校と連携協定を結び、同年度より本学の教員が継続して授業を行っています。

2月7日(1日目)
キャッシュレス化が進むお金の使い方や、金融リテラシーについての授業を実施しました。

授業では、小学生向けコンテンツ「うんこお金ドリル」(金融庁×うんこドリル)を用いて、日々のお金の使い方などをテーマにした「生活編」と、お金が社会の中でどのように回っているのかをテーマにした「経済編」のクイズを出題しました。小学生たちはグループでクイズの回答を相談し、正しいお金の使い方を楽しみながら考えました。

石賀教授は、お金の貸し借りはしないこと、儲け話に注意することなど身近なトラブルを挙げ、「困ったときは家族や先生に相談しましょう」と伝えました。

小学生らは「クイズで楽しく学ぶことができた」「物を買うときは本当に必要か考えて買うことが大切だと思った」などの感想を述べました。

2月10日(2日目)
金融リテラシーに関する標語を考え、ポスターを制作するグループワークを行いました。

1日目に学習したことを各グループで振り返り、ポスターの内容を議論しました。文字の書き込みや、イラストの下書き、色塗りなど作業を分担し、限られた時間の中でポスターの制作を行いました。

授業の後半では、グループで制作したポスターについて、標語を選んだ理由や力を入れたポイントなどを発表しました。「ためてつかもうボクらの未来」を標語としてポスターを制作したグループは、「社会人になったときに、スーツを買ったり一人暮らしをするかもしれない。将来困らないために計画的にお金を貯めたい」と発表しました。

小学生たちは、クイズを通して学んだ知識をもとにポスターを制作することで、お金の大切さをより強く認識した様子でした。

5年生の担任は「分かりやすく教えていただき、お金について楽しみながら学べました。自分事として向き合い、これからどう扱うべきかを真剣に考える姿がとてもよかったです」と感想を述べました。