経営学部の辻ゼミが神戸マルイの企画展示で「ひとつなぎプロジェクト」をPRしています
2023/07/04
経営学部の辻幸恵教授の3年次生ゼミが7月3日、神戸市中央区三宮町の神戸マルイで、障がい福祉サービスなどを実施する「株式会社ノーサイド」(本社:東大阪市)が展開している「ひとつなぎプロジェクト」をPRする展示企画を始めました。
同プロジェクトは東大阪市花園ラグビー場と同競技場メインゲート西側にある「ひとつなぎカフェ」を拠点に、障がいのある人もない人も福祉の力でつないでいく活動です。障害のある人のアートを企業の壁に飾ってもらうアートのサブスクリプションやアートを絵葉書に加工して販売することなどの取り組みが生まれています。
ゼミ生らは同カフェを訪ね、「ノーサイド」の中西良介代表取締役とも面談。障がいのある作家たちのアート活動の施設「ノーサイド横沼」で制作されたアートをを見せてもらい、絵画4点「ひかるちゃん」「ゴスゴスガスガス」「ひまわり」「コーヒー」と前衛的な書1点「笑」のデータをパネルにして壁面に飾りました。また、プロジェクトやカフェについて説明したパネルも展示しました。
この5点のアートは「株式会社神戸珈琲」とのコラボでフェアトレードのドリップバッグコーヒーのパッケージにデザインすることも決まっています。
リーダーの安田葵さんは、「カフェで見せてもらった作品には鮮烈な色彩感覚や造形が印象的で、新鮮さを感じました。展示作品の中で私が特に気に入っているのは木口友里愛さんの『ひかるちゃん』で、友だちの作家のことを描いた作品です。ぜひ会場でご覧になってください。私たちも人と人をつないでいけたら」と話しています。
展示は7月30日まで。ゼミ生らは7月19日に大阪国際交流センターで開かれる「日経STEAM2023シンポジウム~新しい価値創造への挑戦~」でこの展示企画の取り組みなどについて発表する予定です。