被災地支援活動
令和元年台風第19号被災地緊急支援ボランティア(宮城第1陣)
日時 | 2019年11月16日(土)~17日(日) |
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場所 | 宮城県伊具郡丸森町 |
主催 | 神戸学院大学災害支援対策本部会議 |
協力 | 丸森町災害ボランティアセンター、東北福祉大学、東北学院大学 他 |
1. 活動先
宮城県伊具郡丸森町 五福谷川流域の被災家屋他(坂上地区、根子入地区)
人的被害死者10人、行方不明1人、ケガ2人(軽傷2人)
決壊河川(県管理)内川10か所、新川4か所、五福谷川4か所
住家被害全壊 91件(被害状況認定調査より)
大規模半壊 230件(同上)
半壊 599件(同上)
一部損壊 263件(同上)
床上浸水 516世帯(推計)
床下浸水 651世帯(推計)
(以上11/11 時点、丸森町HP)
2. 参加者
学生6人、教員1人、職員1人 計8人
学生所属:法学部2人、栄養学部1人、GC学部1人、現代社会学部2人
引率所属:現代社会学部教員1人、KPC学生支援グループ1人
3.活動内容および参加
丸森町災害ボランティアセンターの紹介で、以下の活動に参加した。4.交通
神戸~宮城 飛行機:往路 伊丹空港~仙台空港、復路 仙台空港~神戸空港
現地移動 マイクロバス(借り上げ)および現地無料バス
*引率者はレンタカーを使用
5.宿泊
学生:東北学院大学ボランティアステーション(土樋キャンパス大学院棟)
引率:仙台の宿泊施設
6.行程
【11月16日(土)】
時間 | 内容 | 備考 |
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06:30 | 伊丹空港集合 | |
07:20 | 伊丹空港発 9:00 仙台空港着 マイクロバスで移動(引率1人はレンタカー) |
途中 昼食・飲料の購入 |
11:00 | 丸森町災害ボランティアセンター 到着 受付、活動のマッチング |
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12:00 | 丸森町坂上地区の被災家屋でボランティア活動 (途中、昼食休憩) |
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15:00 | ボランティア活動終了・片づけ 災害ボランティアセンターへ移動、備品返却、活動報告 |
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16:30 | 東北学院大学(宿泊施設)到着 振り返り研修 |
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17:50 | 引率は宿泊所へ移動 |
【11月17日(日)】
時間 | 内容 | 備考 |
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07:05 | 東北学院大学(宿泊施設)集合、出発 | |
07:40 | 仙台駅(西口)到着 災害ボランティアセンター無料送迎バス乗車 (引率はレンタカーで移動) |
駅で昼食購入 |
09:30 | 丸森町災害ボランティアセンター到着 受付、活動のマッチング |
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11:15 | ワゴン車3台に分乗し、備品を積んで移動 (一般のボランティア、本学学生・職員 計20名で活動) |
12:00 | 丸森町根子入地区の被災家屋でボランティア活動 |
14:40 | 終了、片付け | |
15:45 | 災害ボランティアセンター到着 備品洗浄・返却、報告書作成 |
芋煮汁等の配給あり |
16:15 | 無料銭湯利用(角田市) | |
17:40 | 仙台空港到着、事後研修 ほか | |
19:35 | 仙台空港発 21:10 神戸空港着、解散 | |
宮城県丸森町河川氾濫の被害
ボランティア活動の様子
学生の感想
- 被災者の声、ボランティアに参加された方々とお話ができた。座学で得た知識とは違っていた。
- 被災から1か月が経っても現地の状況がかなり悪いと知った。
- 今後もボランティアをしようという意識が高まった。
- 被災後、継続してボランティアを続けることが必要であると感じた。
- ボランティアセンター内の人出が足りていないように思った。
- ボランティアの参加人数が多く、受付に時間がかかるのでもう少しスムーズに参加できないか。
- 被害が大き過ぎて、大人数でないと泥かき作業やその後の作業が困難だと思った。
- チームワークやコミュニケーション能力が大切だと思った。
- 自分の持っている力が上がり、今後の活動に向けて心の余裕ができた。
引率の感想
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(教員)
水害の脅威を感じた。1日目のお宅では、何年かに一度は五福谷川が溢れそうになることはあったが、こんな事態は初めてだという。2階からヘリコプターの救助を待ったが、裏山が迫っており近づけなかった。泥出しは約8割の仕事完了だが、これから何度も、拭き掃除を繰り返して、ようやく新しい畳を運び込む。多分12月までかかるだろう。この辺りは12月に入ると、雪が降る。それまでに何とか復旧作業を終えたい。まだまだ、ボランティアのニーズはある。
(職員)
荷物は最小限にすべきだと感じた。素早く動けることも重要だと感じた。一般のボランティアの方と一緒に作業する場合や、一人で参加されている方には、こちらから積極的に声をかけることが大切だと感じた。声をかけることで、色々な情報交換ができ、勉強になることが多かった。
以上