被災地支援活動
2018年2月8日(木)~13日(火) 学生ボランティア派遣 報告書
プログラム名 | 宮城県災害支援学生ボランティア少人数滞在プログラム(大学主催) |
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日程 | 活動:2018年2月8日(木)~13日(火)5泊6日 事前研修:2月7日(水)、事後研修:2月13日(火) |
参加者
- 学生4名
- 現代社会学部2年次生(ボランティア活動支援室学生スタッフ)
人文学部1年次生(同)
人文学部2年次生(一般公募で参加)
栄養学部2年次生(同) - 引率1人
- ボランティア活動支援室職員(全期間)
行程・内容
2月7日(水)
事前研修(活動の注意点、目標・意気込み・学びたいことなどを共有)
2月8日(木)
08:30 | 神戸空港 発 9:50 仙台空港 着 |
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11:00~ | 仮設住宅で打ち合わせ(チラシ確認、スケジュール確認等) |
午後 | チラシ配布(25世帯) 閖上地区・荒浜小学校視察 |
2月9日(金)
09:00~ | 自治会役員の玉田さんによる復興公営住宅視察・インタビュ (戸建て復興住宅、集合復興住宅、自立再建) |
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16:00~ | 翌日のランチ会準備(買い出し、下準備) |
2月10日(土)
09:00~ | ランチ会(おでん)準備開始(住民さんに手伝ってもらう) |
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11:30~ | ランチ会開始 |
13:00~ | ビンゴゲーム |
14:00~ | カラオケ大会(古い曲が好評だった) |
終了後 | 片づけ |
2月11日(日)
10:00~ | 神戸復興学習会開始(東北福祉大1人、尚絅学院大1人が参加) |
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10:25~ | ワークショップ(現状、課題、今後の不安を共有) |
11:30 | 終了 |
13:00~ | 阿部会長による手芸教室(割りばしを使った壁掛け作成) |
夜 | 中間研修(気づき、学び、感想) |
2月12日(月)
09:30~ | みらいサポート石巻の語り部・南浜つなぐ館見学 |
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午後 | 大川小学校、女川町いのちの石碑、女川駅周辺、沿岸部、日和山視察 |
2月13日(火)
10:00~ | 茶話会 日常会話やあやとりなどで楽しんだ。たわいもない会話が非常に重要。 被災者だからという意識はかえって会話の妨げになる。笑顔で、相手の言葉に素直に答えると楽しい。 |
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午後 | どっと名取活動参加(3人)@美田園北団地 (三角巾を作成、参加者女性を中心に20人程度) 箱塚屋敷仮設住宅で振り返り・今後の打ち合わせ(リーダー、職員) |
16:00~ | どっと名取さんのお話しを聞く |
18:00 | 仙台空港 事後研修(目標達成できたか、今後に生かせることなど) |
19:35 | 仙台空港 発 21:10 神戸空港 着 |
名取市仮設住宅での活動振り返り
- 自治会役員の玉田さんによる復興住宅視察について
これから新しいコミュニティを作っていかなくてはならない。集会所が離れていたり、数が少なかったりと住民同士が関係を作る環境が整っていない場所も少なくない。 - 学生企画のおでん大会および交流会について
料理は住民の協力があってこそ実現できた。ボランティアが一方的にするのではなく、住民と一緒にするという方針はよいことだ。 - カラオケ大会について
住民が少なくなり、いつも3人程度だが、学生が盛り上げてくれて楽しかった。 - 神戸の復興学習会について
よく調べてくれた。だが、自立に向けたボランティアの役割や高齢者の孤独死の正確なデータなど、まだまだ勉強が必要だ。 - 阿部会長の手芸教室について
「住民に教えていただく」という方法がよかった。自立支援の意味からも有効なプログラムだと思う。
学生の気づき、学び
- しっかり目と耳で感じることができた。
- 神戸に帰って復興公営住宅の支援を展開したい。
- 自治会運営について学ぶ機会があって、非常に良かった。
- 住民の方から積極的に交流をしていただき、むしろ元気をもらえた。
- 自身の家族や友達の防災意識が低いと感じた。
- 避難所について話を聞く機会があったので、神戸で生かしたい。
- さまざまな立場の人の話が聞けた。
- 孤独死と災害の関係性について深く考えていきたい。
- 災害支援を一緒に行ってくれる仲間作りに励みたい。
- 今後はリーダーになる立場。次につなげるように活動をしっかり言葉にする。
- 今回の成功は、学生の頑張りもあったけど、住民(受け入れる側)の力が大きいので感謝の気持ちを忘れずにいたい。
- 臨機応変に動け、メンバーの協力関係もできていて非常によかった。
- 継続的な支援をしたいと思った。
- 「~です。~しました」ではなく、「~だよね。~しようよ」という風にくだけた感じで話すほうが相手も自分も話しやすい。
- 避難所について話を聞く機会があったので、神戸で生かしたい。
- ファシリテーターの力を養う必要を感じた。
- 2回目の参加だった。ふたつを比較できて良かった。復興は少しずつ進んでいる。
以上