被災地支援活動
東日本大震災災害支援対策本部
2011年3月11日 午後2時46分、未曾有の大災害となった東日本大震災が発生しました。震災によって被災された方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
神戸学院大学は、発災の翌日(3月12日)に東日本大震災への支援のために「震災災害支援対策本部」(本部長 岡田 豊基 学長)を起ち上げました。
目的
我が国において発生した未曾有の大災害に対し、大学として組織的に支援する。
具体的には、TKK3大学(東北福祉大学、工学院大学、神戸学院大学)連携に基づき、被災地である東北福祉大学の支援と、東北福祉大学のボランティア活動とコラボレートによる被災地の支援を行う。
これらの支援活動を通じて、大学が人道的・社会的役割を果たすとともに、阪神・淡路大震災の教訓を生かすことを目的とする。
背景
神戸学院大学は、16年前に大きな被害をもたらした兵庫県南部地震の震源地に最も近い大学として、阪神・淡路大震災の教訓を生かすための取り組みをしてきました。
具体的には、教育カリキュラムとして学際教育機構「防災・社会貢献ユニット」プログラム(平成17年度文部科学省現代GP採択)、地域防災への取組としてポーアイ4大学連携推進事業(平成20年度文部科学省戦略事業採択)、広域連携の取組としてTKK3大学連携事業(平成21年度文部科学省戦略事業採択)などがあります。
特にTKK3大学連携事業の目的は、遠隔地が連携することで大規模災害時に助け合うこともできるというものでした。不幸にも、東日本大震災によってこれは現実となってしまいましたが、このプログラムを最大限に生かし、発災直後からの組織的な支援活動につながりました。