共通教育センター
「近現代史概論Ⅱ」講義内にて名城大学学術研究支援センターリサーチ・アドミニストレーター野田久雄氏を招いて講演会を開催しました(共通教育活性化プログラム)
2024/11/13
2024年11月5日(火)の「近現代史概論Ⅱ」の講義に名城大学学術研究支援センターリサーチ・アドミニストレーター野田久雄氏を講師に迎え、「対中国貿易の経済安全保障について」という演題でご講演頂きました。
近年緊張が高まる日中関係について貿易面での実例を挙げながら、経済安全保障の定義と概略とともに、「貿易管理」の果たす役割をその裏づけとなる法的な制度を講義頂きました。
受講した学生からは、「・野田先生のお話をきき、一般企業などの法務部に勤めることもできるという、新たな発見がありました。・中国との貿易について、簡単に脱中国化はできないと思いました。講義でも触れられたように「守り」の経済安全保障の思想が大事になってくると思います。・中国の人権問題や環境問題に対する国際的な懸念が高まる中で、企業はどのように責任をもって行動するべきか、経済的利益と倫理的責任のバランスをとることが、今後の課題になってくると思いました。・経済安全保障によって全体的に中国の輸出入は減少しており、中国の貿易における東南アジアの重要性がわかった。」等の感想が寄せられました。