神戸学院大学

共通教育センター

スポーツサイエンス・ユニットの学生が「第1回ポートアイランドでタンデムサイクリングを楽しむ会」にボランティアとして参加しました

2024/10/09

アイマスクをつけた乗車体験の様子
アイマスクをつけた乗車体験の様子
開会式で挨拶する学生代表
開会式で挨拶する学生代表
タンデム自転車の体験
タンデム自転車の体験
集合写真
集合写真

NPO法人兵庫県障害者タンデムサイクリング協会が主催する「第1回ポートアイランドでタンデムサイクリングを楽しむ会」が10月5日、ポートアイランド第1キャンパスB号館およびしおさい公園で開催され、スポーツサイエンス・ユニット所属の学生31人がボランティアとして参加しました。

本イベントは、視覚障がいをはじめとする障がいを持つ参加者が、タンデム自転車(2人乗り自転車)に乗ってサイクリングを楽しむ取り組みです。学生たちは、タンデム自転車のパイロット(前乗り)役を担当しました。

まず、イベントが始まる前に、NPO法人兵庫県障害者タンデムサイクリング協会の職員より、視覚障がい者の方への手引き(誘導・ガイド)の方法について、レクチャーがありました。学生たちは「視覚障がい者の横、半歩前に立ち、支援者の肘を持ってもらい誘導する」「声をかけるときは正面から名前を呼ぶ」など手引きのポイントを学びました。

続いて、学生自身もタンデム自転車の乗車体験を行いました。視覚障がい者の方の気持ちを体験するためにアイマスクをつけてタンデム自転車に乗車した学生からは、「難しい」といった声が次々とあがりました。

開会式では、スポーツサイエンス・ユニット所属の才木帆乃海さん(人文学部2年次生)が司会を担当しました。また、同ユニット所属の青沼明生さん(人文学部2年次生)が学生代表挨拶を行い、「安全で楽しいイベントにしたいと思います。ユニットの参加者全員でサポートしますので、今日はよろしくお願いします」と話しました。

その後、しおさい公園に場所を移し、タンデム自転車の体験が始まりました。

参加者の体格に合わせて学生がペアを組み、海沿いの道を走行しました。最初は息が合わずなかなか前に進めないペアもいましたが、慣れてくると、通常の自転車と同じくらいの速度で走行するペアも多くいて、しおさい公園を何周も走行していました。学生たちは、参加者と会話しながら、サイクリングを楽しみました。

最後に閉会式を行い、イベントは終了となりました。

参加した学生からは、「初めての体験で、いい経験になった」「身体障がい者の方に対する気遣いを見直すことができた」「これから障がいを持っている人が困っていたら、この体験を生かして率先して助けていきたい」など、多くのコメントがありました。