留学生を対象とした「企業経営者と外国人留学生の情報交換交流会」を11月９日にポートアイランド第１キャンパスで開催しました。外国人留学生と積極的に交流したい意向を示した地元の優良企業６社と、本学に在籍する外国人留学生33人が参加しました。

第１部では外国人材採用に係る実務のポイントについてグローバル・コミュニケーション学部の栗原教授と宮本行政事務所の宮本健吾氏、参加企業６社の経営者が参加し、活発な意見交換を行いました。実務で起きる事例をもとに宮本氏から重要なポイントについての解説もありました。企業側は実際に採用した際に起きた事象などを話しました。

第２部では「企業経営者と外国人留学生の情報交換交流会」を行いました。学生は事前に企業のプロフィールシートを熟読し、各企業にどのような質問をするかを考えたうえで参加しました。各ブースでは学生からの質問を糸口に、学生と経営者が活発にやりとりをしました。

第２部終了後には学生による企業投票を行い、「将来応募してみたいと思った企業」「話がおもしろかった企業」「個性的で特徴があると思った企業」の第１位になった企業の発表と、参加企業へのフィードバックを行いました。

参加した学生は「経営者の経験やアドバイスは将来に役立つ」「経営者と直接交流して勉強になった。楽しく働いていることがわかった」などと感想を述べており、非常に学びの多い機会となりました。

また、企業からは「たくさんの留学生と交流でき、留学生の考えていることが少しわかった」「行政書士や実際に外国人採用をしている企業から話を聞くことができ勉強になった」「学生との交流の時間はとても楽しく、パワーをもらった」などのコメントがあがりました。