ヒト・モノ・カネ・情報を活用する、
ビジネスの手法を学ぶ
谷 雄斗さん
経営学部 経営学科 4年次生
徳島・県立徳島商業高校 出身
- 経営学部の学びについて
- 具体的な事例を通じて企業経営についての理解を深め、これからの社会で生き抜く知識とスキルを身につけます。
- 取得可能な資格
- 中学校教諭一種免許状(社会)※
高等学校教諭一種免許状(公民)※
※指定科目の単位修得者が取得できる資格
- めざせる職業
- ファイナンシャル・プランナー、ベンチャー企業経営者、公認会計士、税理士、経営コンサルタント、企業の経営管理部門 など
- 神戸学院大学を選んだ理由
- 高校の先生に勧められてオープンキャンパスに参加し、環境のよさに感動。経営学科の模擬授業を受けたところ、身近なテーマと社会とのつながりを考察するという内容がとても興味深く、入学を決めました。
- 入学後に学んでいること
- 経営学科には3つのコースがあり、2年次より自分にあったカリキュラムを選択できます。僕が選んだのは経営・商学コース。マーケティングを中心に、ヒト・モノ・カネ・情報を活用して利益を生み出す方法を学んでいます。
- 神戸学院大学で学ぶ魅力は?
- 授業で学んだことを学外で実践できるアクティブ・ラーニングが魅力。とくに今所属しているマーケティング論のゼミでは、神戸市中央区の広報のサポートや学会発表など、多彩な活動に取り組んでいます。
-私の成長エピソード-
- 企業とのコラボレーションで
イベントを企画・開催 - ゼミの活動の一環で企業とのコラボレーションに挑戦し、エキスポシティでハーバリウム※を作るイベントを開催しました。普段学んでいる経営学の知識を生かして、ターゲットを絞り込み流行を取り入れた企画を立案。たくさんの人に興味をもってもらうためのチラシづくりやキャッチコピーの考案、さらに当日の販売まで、すべてゼミのメンバーだけで行いました。こうした経験を通して、指示を待つのではなく自分たちから提案したり、問題点を発見して改善したりする力が身についたと思います。企業の方と話すなかで、コミュニケーション力も鍛えられました。イベント当日は予想外の出来事もありましたが、臨機応変に対応することができ、予定より早く目標個数の完売を達成。チームでひとつのことに取り組む、とてもいい経験ができました。
※小瓶にオイルとドライフラワーなどを入れたもの。このときのプロジェクトでは魚のフィギュアを使用。
-未来の理想像-
- マーケティングの専門知識を
店舗の運営に生かす - 企画から販売まで一貫して手がける家具メーカーに就職が決まりました。最初は店舗に勤務するので、経営学の知識を売り場づくりやマネジメントに生かすのが目標。いずれは商品企画にも携わりたいです。
卒業生VOICE
- 鈴木 佳樹さん (株)JR西日本ITソリューションズ 経営学部 経営学科 2019年卒業
- 企業の経営戦略にはデータの分析・収集が不可欠
- 現在は、お客様の鉄道乗車情報などを集約・分析し、サービスの拡充に繋げるシステムの運用・保守業務を担当しています。大学時代は経営情報科学コースで、データを活用した経営戦略について学びました。その間に身につけた経営に関する知識や高いITスキルが、今の仕事に役立っています。
身体の異変をいち早く発見する
臨床検査技師になりたい
山岸 奈美さん
栄養学部 栄養学科 生命栄養学専攻※ 4年次生
兵庫・県立明石北高校 出身
※2020年4月より「生命栄養学専攻」から
「臨床検査学専攻」に名称変更
- 栄養学部の学びについて
- 健康や食生活の問題を理論的に探究し、「食」と「医療」の領域に深く精通したスペシャリストをめざします。
- 取得可能な資格
- 管理栄養学専攻:管理栄養士国家試験受験資格、栄養士、栄養教諭一種免許状※1
- 臨床検査学専攻:臨床検査技師国家試験受験資格、臨床工学技士国家試験受験資格※2
- 両専攻共通:食品衛生監視員(任用資格)、食品衛生管理者(任用資格)
- ※1指定科目の単位修得者が取得できる資格
※2神戸総合医療専門学校との提携で卒業後1年で取得。
- めざせる職業
- 管理栄養学専攻:管理栄養士(病院・学校など)、栄養教諭、MR、食品メーカー、フードサービス、医療メーカー、製薬会社、薬局 など
- 臨床検査学専攻:臨床検査技師(病院・診療所・クリニックなど)、医療機器メーカー、検査センター
- 神戸学院大学を選んだ理由
- 臨床検査技師になるための進路を調べるなかで、神戸学院大学栄養学部を知りました。医療と栄養を同時に学べることに魅力を感じ、入学を決意。50年以上の歴史をもつ学部という点にもひかれました。
- 入学後に学んでいること
- 最先端の機器を用いながら、臨床検査技師として必要な知識を学んでいます。医療現場で活躍されている先生から、教科書に載っていない新しい知見を聞くことも。実践力が身につくのを感じています。
- 神戸学院大学で学ぶ魅力は?
- 文理融合型の大規模な総合大学なので、自分から行動を起こせば学部や学科、学年の枠にとらわれず多くの人と交流できます。私はボランティア活動に参加したことで、たくさんのつながりができました。
-私の成長エピソード-
- 公衆衛生学の知識を生かし、
ネパールでの水質調査に参加 - 高校時代は学校、部活、塾で毎日が手一杯だったので、大学では自由な時間を生かして興味をもったことには積極的に挑戦するようにしています。これまでの活動でとくに印象に残っているのは、学外の海外研修プログラム※に参加し、ネパールでフィールドワークと水質調査を行ったこと。大学で学んだ公衆衛生学の知識を生かせました。最近は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために手洗いの重要性が盛んに指摘されていますが、世界中どこでも蛇口をひねるだけできれいな水が出てくるわけではありません。水質調査に参加したことで水の問題だけでなく、これまで「当たり前」だと思っていた環境がいかに恵まれているかを実感しました。緊急事態宣言下でもインターネットで授業を受けられる。その環境に感謝するとともに、臨床検査技師という夢に向かってさらに努力しようと思うようになりました。
※兵庫県内の38校が会員の大学連携組織。国際交流イベントやボランティア活動などを展開。
-未来の理想像-
- 一日も早く医療現場に出て
臨床検査技師として活躍したい - 臨床検査技師というと検査室にこもりきりと思われがちですが、患者さんに接することも少なくありません。患者さん一人ひとりと向き合いながら、チーム医療の一員として社会に貢献することが私の夢です。
卒業生VOICE
- 三田 朋秀さん 京都大学医学部附属病院
栄養学部 栄養学科 2017年卒業 / 栄養学研究科 栄養学専攻 2019年修了 - 臨床検査技師になってからも学び成長し続ける毎日
- 臨床検査技師として、大学病院の検査部で検体検査を行なっています。臨床検査の基礎や機器の操作方法は大学で学びましたが、実際の現場ではさまざまなケースに遭遇するため、日々勉強です。今後もスキルアップしながら、将来的には栄養学の知識も生かした仕事をしたいと考えています。