生涯を通じて健康的な生活を支える健康管理のプロフェッショナルへ
日本の健康寿命は世界トップクラスである一方で、平均寿命とは10年程度の差があります。それは、健康ではない状態で過ごす最後の10年があるということ。現代の日本には、「人生100年時代」を見据えた対策が求められています。その課題に、食と栄養の専門家として日々の健康づくりや生活習慣病の予防の面から取り組むのが、管理栄養士。医療検査の専門家として、人々の健康管理に貢献するのが臨床検査技師です。本学部では、日本の健康寿命の延伸に欠かせないスペシャリストを育成しています。
医療にも食にも強い管理栄養士へ
栄養教育論や臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論などの科目を履修し、医療現場はもちろん、保育所や介護施設、特定給食施設などで栄養の指導や教育ができるよう、多様な知識を取得します。栄養学だけでなく臨床検査の知識についても深く学び栄養指導に反映できる管理栄養士をめざします。
万全のサポート体制により管理栄養士国家試験は高い合格率!
国家試験合格率80.8%
管理栄養士国家試験は5時間にわたり200問が出題されます。集中力がいる試験に備え、3、4年次の2年間をかけて複数回の学内総合試験を実施。過去の出題傾向を知り尽くした教員による栄養学特別講座や試験直前の対策講座など、徹底したサポートで2024年卒業生実績は80.0%の合格実績を残しています。
取得できる資格
- 管理栄養士国家試験受験資格
- 栄養士
- 栄養教諭一種免許状※
- 食品衛生監視員(任用資格)
- 食品衛生管理者(任用資格)
※ 指定科目の単位修得者が取得できる資格。
伝統の食文化を未来へ。おせちの開発に挑戦
伝統の食文化を未来へ。おせちの開発に挑戦
栄養学部の学生、(株)阪神百貨店、まねき食品(株)(本社・姫路市)が連携して、毎年おせちの開発に取り組んでいます。日本の伝統的な食文化を次世代に受け継ぐことや家族だんらんの大切さを伝えることを目的としたプロジェクトで、、十数回にわたる打ち合わせを経て考案し、学生のアイデアが詰まったおせちは阪神百貨店の売り場などで販売されます。