生涯を通じて健康的な生活を支える健康管理のプロフェッショナルへ
日本の健康寿命は世界トップクラスである一方で、平均寿命とは10年程度の差があります。それは、健康ではない状態で過ごす最後の10年があるということ。現代の日本には、「人生100年時代」を見据えた対策が求められています。その課題に、食と栄養の専門家として日々の健康づくりや生活習慣病の予防の面から取り組むのが、管理栄養士。医療検査の専門家として、人々の健康管理に貢献するのが臨床検査技師です。本学部では、日本の健康寿命の延伸に欠かせないスペシャリストを育成しています。
現場で的確な判断ができる臨床検査技師をめざす
栄養にかかわる医療系科目も履修し、生活習慣病に直結した栄養学の予防・診断分野を学修。医学の視点や臨床検査の知識のもと、患者さんのデータから検査結果を分析できる力を修得し、チーム医療で活躍できる臨床検査技師をめざします。
徹底した資格対策により臨床検査技師の国家試験合格率は78.0%
本専攻では、臨床検査の基礎修得に重点を置き、合格に向けた試験対策を行い、2024年卒業生実績は78.0%。過去の出題傾向を分析し、特別講義や学内総合試験を実施。効率の良い学びで、国家試験に挑む学生をサポートしています。
取得できる資格
- 臨床検査技師国家試験受験資格
- 食品衛生監視員(任用資格)
- 食品衛生管理者(任用資格)
最新検査設備で将来の現場を体験!
最新検査設備で将来の現場を体験!
特定の遺伝子を増幅させ、その遺伝子の発現量を測定するPCR検査装置をはじめ、最新の検査機器や設備を活用して、今医療現場で実際に行われている検査方法の指導を実施しています。特に臨床検査学専攻では「心電図検査」「超音波検査」「脳波検査」などの実習で扱い、必要な知識とスキルを修得。医療現場につながる実践的な学びが、学生たちのスキル向上につながっています。