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現代社会学部の学びとは

学科内での認識の壁を取り払い、
多角的で幅広い視野を持つことができた。

IPEに参加したのはなぜですか?

介護福祉の仕事をしている母にすすめられ、作業療法士をめざして本学に入学しました。所属する作業療法学科など医療系の国家資格取得をめざす学科は、想像以上に授業の数も多く内容も専門的です。その分どうしても、学科の授業ばかりになり、他学部との交流がほとんどありません。そのため、IPEが開催されることを知った時、他学部の学生と交流し、知見を広めるよい機会だと考え参加しました。

IPEで印象に残っていることは何ですか?

自分が持っていた医療現場に対する認識が、よい意味で覆されたことです。例えばリハビリの場合では、理学療法士や作業療法士だけでなく心理学的なアプローチも含まれることなどを知ることができました。そのことで、想像以上にさまざまな職種の方々が医療に従事していることを理解でき、作業療法士と他職種との関わり方を知ることで実際の現場をイメージできるようになりました。

授業を終えての感想をお聞かせください

将来、医療現場で関わる他の専門職の業務を知ることで治療の全体像が理解でき、作業療法士の役割の大きさを改めて感じることができました。実際の現場では、患者さんを含めた他職種の方々とのつながりも大変重要になってきます。これからは、自身の職業の知識だけを学ぶのではなく、他の専門職についても勉強したいという意欲がわきました。大変有意義な時間を過ごせたと思います。

授業での経験を今後どう活かしたいですか?

今回、1日目に自分たちが学んでいる職業の説明をする機会が与えられたのですが、あまりうまく受け答えをすることができませんでした。これからは、自身の対応力のなさをどう鍛えるかが課題。どんな内容で質問を受けても、緊張せずに即座に答えられるよう、知識を得るとともに経験を積み重ねていきたいと考えています。今後、IPEに参加する機会があれば、より主体的な姿勢で取り組みたいと思います。

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