神戸学院大学経済学部の学びが
大きく変化したのは、2000年代に入ってから。
オーソドックスな経済学を基本にした座学中心から、
ゼミ(演習)の活動をメインに
産官学が連携して行う“アクティブ”な方向へとシフト。
今では、その行動範囲は地域、
さらには世界にまで多様に広がっています。
神戸から兵庫、ロシアまで
産官学連携プロジェクトは多彩で広範囲
ゼミを中心とした少人数教育は、経済学部の大きな特長のひとつ。アクティブ・ラーニングを積極的にゼミ単位で実施し、大学創立50周年を機に始められた「学生チャレンジプロジェクト」や、神戸新聞社主催の「Mラボ課題解決ラボ」、神戸市主催の「KOBE“にさんがろく”PROJECT」など、学内外で実施されているプロジェクトに多くのゼミ生が参加。他にも、自治体と連携して行う事業に参画するなど産官学で密に連携しながら、さまざまなゼミ活動を行っています。
さらに、「グローバルビジネス」プログラムでは、語学と各国の経済事情などを学び、異文化理解力を高め、グローバルに活躍できる人材の育成を目指し、ロシアやウクライナの大学や学術機関と連携した文化的交流を実施。地域から世界まで、その活動が広範囲にわたっているのも本経済学部のゼミならではの強みです。こうした体験を通じて、学生は自主性を育み、企業や公共機関で求められる問題解決能力を磨き、グローバルで多様な価値観を身につけています。今後も、さらに多彩なゼミ活動を推進し、社会に必要とされる人材の育成を図っていきます。
ゼミの取り組み事例(2015年~抜粋)
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- 【KOBE“にさんがろく”PROJECT】
- 2016年度の神戸市主催「KOBE“にさんがろく”PROJECT」で、中村ゼミの学生が参加し、地産米を使用したアイスクリームを提案。準グランプリを獲得し、商品化
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- 【Mラボ課題解決ラボ】
- 神戸新聞社主催「Mラボ課題解決ラボ」に井上ゼミと林ゼミの学生が応募。兵庫県下の企業とのマッチングを成功させ、調査研究を実施し、企業に提言
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- 【大学・西区連携まちづくり活動助成事業】
- 大学・西区連携まちづくり活動助成事業に、複数のゼミが参加。絵本づくりを通して防災意識の啓発活動や、保育や幼児教育の質向上につながる研修会などを開催
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- 【淡路島の移住・定住促進提案】
- 淡路市の抱える人口流出問題とその解決法を関谷ゼミの学生が調査。兵庫県庁で、サテライトゼミの形式で兵庫県議会議員に調査結果をプレゼンテーション
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- 【国際フロンティア産業メッセ2018】
- 関谷ゼミの学生が淡路地域の地場産業である線香の現場を見学するとともに、その外部へのPR方法を兵庫県線香協同組合と協働で考案。「国際フロンティア産業メッセ2018」でブースを出展
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- 【日露アニメオタク文化学生サミット】
【伝統・現代日本文化フェスティバルin二ジニノヴゴロド】 - 岡部ゼミでは、ロシアでも人気の日本のアニメやサブカルチャーを通じた交流プログラムを公的機関とともに積極的に実施。2016年・2017年には「日露アニメオタク文化学生サミット」、2018年には「伝統・現代日本文化フェスティバルin二ジニノヴゴロド」を開催
- 【日露アニメオタク文化学生サミット】