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1期生が語る「現代社会学部で学んだこと」OB・OG VOICE 2 

視野が広がり、
自分のやりたいことが
見つけられた。

現代社会学科(2018年卒)
髙橋日向子さん / 厚生労働省大阪労働局<厚生労働事務官>

学科の学びで印象に残っていることは何ですか?

現代社会学科は、大学の外に飛び出して活動する授業が多いのが特徴です。地域活性化を進める淡路島の市町村を回って現状を調査したほか、宝塚や三宮などでもフィールドワークを実施。地域社会に対する興味を持つきっかけになりました。

また、1年次から行われるゼミでは、グループディスカッションを行うことが多く、さまざまな意見が出されるなかで多様な考えがあることを実感。さまざまな人との関わりによって、大学入学前に比べ、大きく視野が広がったと思います。

学びを通して「自分のここが成長した!」と思うことは?

私はもともと、入学前は「これがしたい!」という明確な目的を持っていたわけではありませんでした。神戸学院大学の現代社会学科を選んだのは、幅広い学びのフィールドの中なら自分がしたい“何か”を見つけられるかもしれないと考えたからです。

実際、学科の先生方は積極的に私たち学生を学外につれていってくださり、数多くの貴重な経験をすることができました。その結果、社会に対する固定観念が取り払われて好奇心が高まりました。結果的に地域に対する愛着が深まり、「公務員になりたい!」と、将来の道筋も描けるようになりました。

学科での経験は将来につながりましたか?

さまざまなフィールドワークを体験する中で公務員を志望するようになりましたが、明確に進路を意識したのは、ゼミの李洪章 リ ホンジャン先生の授業で見たドキュメンタリー映画がきっかけです。

そのなかでは、生活保護を受ける日本の若者の日常が描かれ、最後に、定職に就いて生き甲斐を見出す姿に感動。人生の大半を占める労働は、人にとって重要なことだと気付きました。国家公務員を第一志望に考えるようになったのも、いろんな人の人生をサポートしたかったからです。

現代社会学科には、国や地方自治体で働いておられた先生方も多く、公務員の仕事や採用試験に関する相談にも的確なアドバイスをくださいます。そんな環境も、進路決定を後押ししたと思います。

現代社会学科のよさをアピールしてください!

現代社会学科の一番の魅力は、本当に幅広い分野を学べること。学びの中でさまざまな人たちと出会い、いろいろなことを見聞きして刺激を受け、自分自身を大きく変えることができました。

私は公務員一本に絞って採用試験を受けたのですが、面接やグループディスカッションの場面で何を聞かれても今までの経験を基に適切な回答を返すことができました。これも、今の行政に即した知識や課題を学べる現代社会学科の大きな強みだと思います。

PROJECT アクティブラーニング

商店街での街頭インタビュー(自ら課題を発見します)
多様な経験を通して
社会に通用する力を修得

現代社会学科では、1年次から少人数でのゼミを開講。ポートアイランドキャンパスのある神戸や周辺地域に積極的に出向き、現地調査を行った内容についてディスカッションやプレゼンテーションを行う授業が数多く用意されています。

学生は、地域振興に関わったり企業とコラボレーションをして商品開発などに携わったりすることで課題解決能力を修得しています。

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