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1期生が語る「現代社会学部で学んだこと」OB・OG VOICE 1 

将来の道筋が見えた
学科での学び。

現代社会学科(2018年卒)
加藤佑樹さん / 尼崎信用金庫

学科の学びで印象に残っていることは何ですか?

地域振興を学生が支援する活動「神河プロジェクト」に2年次に参加したことです。私たちのグループでは、神河町をめぐるバスツアーを企画。大河ドラマの撮影の舞台にもなった、砥峰とのみね高原の自然あふれる景色を眺めながらアウトドアでの飲食を楽しんでもらう内容で提案しました。

神河町にプレゼンテーションする際には、町長からの質問に対して受け答えを行うパネラーを担当。グループで立案した企画が採用されたときは、地域の活性化という難しい課題に取り組み、結果として自分たちのアイデアが形になったことに大きな満足感を得ることができました。

学びを通して「自分のここが成長した!」と思うことは?

高校までの私は、どちらかと言うと引っ込み思案で話下手。積極的に人と接するタイプではありませんでした。

「神河プロジェクト」で、神河町の町役場の方をはじめ数多くの方々と出会って、人前で提案発表を行うことで徐々に変化。その後、プロジェクトに参加する後輩のゼミ生をフォローアップするピア・サポーターの活動にも加わることで、初対面の人と交流することが「楽しい!」と感じるように。以前より、格段にコミュニケーション能力が高まったと思います。

学科での経験は将来につながりましたか?

2年次の後期から岩本茂樹先生のゼミに所属。若者から高齢者、障がい者まで、多様な年齢層の人たちに対応するデートコースを神戸市内をモデルに立案することに挑戦しました。

3年次には、インターンシップに参加。ガスボンベの部品を製造する企業で、営業に同行する機会がありました。その際、取引先のお客さまと談笑しながら自然な雰囲気で商談を進めていく姿に感銘を受け、将来は「営業職につきたい」と考えるようになりました。

こうしたゼミでの活動や「神河プロジェクト」などでの経験を通して、いろいろな人たちと接することができる金融業界に興味を持ちました。その中でも、地域に貢献する仕事がしたいと思うようになり、阪神間を中心に事業活動を展開する金融機関に就職を決めました。地域に密着した現代社会学科での学びがあったからこそだと思います。

現代社会学科のよさをアピールしてください!

進路を見つけることができたのは、現代社会学科のアクティブな学びのおかげ。積極的に学外に出てフィールドワークに参加する機会がなければ、就職活動が始まっても進路に迷ったままだったのではないでしょうか。

現代社会学科は、先生方も親切で親身になってサポートしてくれます。そんな環境で、将来の夢を探してみてください。

PROJECT 神河プロジェクト

現代社会学科の学生が
地域活性化に貢献

兵庫県神河町と、現代社会学科の清原桂子教授、岡崎宏樹教授、日髙謙一准教授の3つのゼミが連携し、神河町が抱える過疎化や少子化などの課題解決に、ゼミ生が取り組む活動が「神河プロジェクト」です。

学生は、グループで現地視察を行った上でアイデアを出し合って、音楽や映像作品の制作、観光や商品企画の提案などを行い、新たな神河町の魅力を発信しています。

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