創立以来、「国際的視野に立つ人材の育成」を目指してきた神戸学院大学。
さまざまな留学制度で学生を支援しています。
なかでも、長期留学は異文化とじっくり向き合う絶好の機会。
幅広い学部の学生が海外で自分を磨き、活躍の場を広げています。
神戸学院大学は、学生の目的に合わせた留学制度を用意。夏休みなどの長期休暇を利用した短期海外研修のほか、長期留学の機会を設けています。本学の長期留学には大きく分けて3パターンのプログラムがあり、一定の語学基準を満たした学生が参加することができます。
交換留学は、7校ある協定校との間で学生を半年から1年間相互に受け入れ、留学生は語学や専門教育科目を受講できる制度。その他に、協定大学などに、半年から1年間学生を派遣する派遣留学、交換留学と派遣留学を組み合わせた語学+交換留学があります。いずれも、受け入れ先で修得した単位は本学の単位として認定されるため休学する必要もなく、選考基準をクリアすれば奨学金も支給されます。
現代社会学部 現代社会学科
3年次生 榎沙織さん(2017年度取材時)
韓国への交換留学で
海外への意識が高まりました
家族で韓流ドラマを観ていて、韓国の文化に興味をもち、何度も韓国を旅行しているうちに「もっと韓国語が上手になりたい!」と留学を決意。共通教育科目の初級朝鮮(韓国)語を履修するなどして準備し、2年次の2月から約5カ月間、ソウルの祥明大学に交換留学生として派遣されることになりました。
現地では、日本と韓国、双方の文化を学ぶ学部に入って韓国人の学生と一緒に勉強。同じクラスでも、あえて、日本語があまり得意ではない学生に話しかけたり他学部の学生と交流を持ったり、自ら積極的に働きかけて韓国語に慣れようと努力しました。最初は、「あなたの韓国語は分からない!」とストレートに言われて落ち込むこともありましたが、持参した文法の教科書をくり返し読んだり、インターネットで定型文を覚えるなどして頑張った結果、日常会話は何とか話せるレベルになりました。
韓国に留学したことで、海外の人たちともっと交流したいという気持ちが強くなり、世界の共通語である英語を学びたいと思うように。現在、イギリスへの交換留学を考えているところです。将来は、語学力を生かし、ホテルのフロントや空港で働くグランドスタッフになるのが夢。夢を実現させるために、これからも努力したいと思います。