神戸医療産業都市を中心とした
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神戸医療産業都市を中心とした神戸学院大学との連携事業について
ポートアイランドキャンパスが立地する神戸市中央区のポートアイランドには、14の中核施設と270以上の医療関連企業が進出。「神戸医療産業都市」として、先端医療分野の研究開発における一大拠点となっています。本学は、そうした研究、医療機関と提携を結び、薬学部を中心に学術的・人的交流を推進しています。

神戸市ポートアイランドにある薬学部を中心に医療関連機関との連携事業を推進

神戸学院大学は、2011年6月に独立行政法人理化学研究所、2011年9月には神戸市立医療センター中央市民病院と「教育・研究に関する協定」を結びました。2013年3月に国立病院機構神戸医療センター、2014年2月には公益財団法人先端医療振興財団と「包括的連携協定」を締結。さまざまな医療機関と連携事業を行っています。

連携事業の主な目的は、各機関と医療分野に関わる先端技術や知識を共有することで本学における基礎研究のレベル向上を目指し、加えて学生に高いレベルの研修の場を提供することにあります。また、本学と各機関の教員や研究者、研究生や医療関係者などの人的交流を図ることも連携事業の大きな目的のひとつ。こうした学術的・人的な相互交流によって密な補完関係を構築できるだけでなく、最先端医療・地域医療への貢献にも役立つことが期待されています。

恵まれた立地を活かして先端医療機関との連携強化を目指す

薬学部 福森義信 教授

ポートアイランドキャンパスがあるエリアは、医療薬学の教育・研究の場として最高の立地です。本学は、こうした恵まれた環境のなか、独立行政法人理化学研究所の分子イメージング科学研究センターや神戸市立医療センター中央市民病院、公益財団法人先端医療振興財団など、数多くの研究所や医療機関と連携しています。薬学部を中心に、本学の教員が各連携先とともに共同研究を行っています。さらには、病院内で医療スタッフの一員として医療活動に携わる、あるいは、各関係機関からも人員の派遣が行われる、課外活動団体である管弦楽団に所属する薬学部生が病院での慰問演奏会を開催するなど、活発な相互交流が実施されています。

これら一連の連携事業は、単なる協定に基づく交流というだけに留まりません。人間的な信頼関係に基づいた、交流ネットワークが両者の間に着実に築かれつつあります。現在、ここで築かれた医療連携は、国立病院機構・神戸医療センター、兵庫県立がんセンター、大東中央病院など周辺地域へと拡大しつつあります。今後は、本学の教育・研究のより一層の充実を図るとともに、進出企業とも産学連携し、地域医療の発展に寄与したいと考えています。

  • 連携事業file1「神戸市立医療センター中央市民病院」
  • 連携事業file2「公益財団法人先端医療振興財団」
  • 連携事業file3「国立病院機構神戸医療センター」
  • 連携事業file4「独立行政法人理化学研究所」
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