ボランティア活動支援
ノエビアスタジアム前で被災地支援の「物産展」を開きました
2019/11/23
本学ボランティア活動支援室学生スタッフ災害班が23日、「ヴィッセル神戸」の試合が行われたノエビアスタジアム神戸前の広場で「被災地応援物産展」を開きました。
2013年から毎年開いています。学生14人が朝から調理や会計、客の呼び込みなどの役割を分担して、被災地から取り寄せた食品を販売しました。人気はB級グルメとして有名な石巻焼きそば。めん、出汁、ソースは津波と地震で大きな被害を受けた宮城県の石巻から取り寄せました。ほかに熊本地震で被災した阿蘇神社や門前の商店街を支援する「阿蘇マドレーヌ」、仙台の笹かまぼこなどをキャッシュレス決済で販売しました。会場には神戸学院大学の被災地支援活動を知らせる看板も設置しました。収益は熊本などの被災地支援に使われます。
焼きそば調理を担当した現代社会学部現代社会学科2年次生の橋本絢蘭さんは「どんな被災地支援活動をしているのかと聞いてくださる方もいて、被災地に関心を持ってくださるのはうれしいことです。とてもやりがいがあります」と話していました。橋本さんは今年3月に熊本の被災地を訪れ、熊本城や阿蘇神社の損壊の様子を実際に見て心を痛めました。東北では石巻などの被災地も訪れており、海岸が更地になっている様子などから津波災害の深刻さを実感しました。